7月7日からいよいよ北海道洞爺湖サミットが開催される。”日本が議長国であり、地球温暖化が主要テーマであるらしい”程度の情報しか一般的には知られていない。そんな中「国際問題への意識は漠然としている」そう感じた女子大生2人がサミットにあわせて北海道へ飛ぶ。

今昔を問わず、大学生というとアルバイトしたり、コンパしたりといったイメージで本業の勉強に熱中するイメージがわきにくい。(真剣に学ぶ学生ももちろん多い、念のため)
逆にいうと自由がきく環境の中でやりたいことを試してみるのが大学生の特権かもしれない。やりたいことやってベンチャー企業で成功した大学生も1人や2人ではないのだ。
自分たちにできる「国際協力」とは何だろう?と考えて行動を起こした女子大生がいる。
2008年6月26日西日本新聞朝刊によると

福岡県久留米市の久留米大学文学部国際文化学科国際交流コース、に在籍している3年生の江崎麻美さん(21)と、2年生松岡里依さん(21)、2人は「国際問題への意識が漠然としている」ことに疑問を感じていた。
その疑問をNGO「ODA改革ネットワーク九州」(久留米市)代表、原征治さん(33)に話すと”洞爺湖サミットにあわせてNGO活動へ参加する”ことをアドバイスされたのだ。
2人は北海道へ渡り、サミットにあわせて自分達にできる活動をしようと決意、まずはサミットへの理解を深めようと学習会を企画した。

6月23日に「洞爺湖サミットを考える! 学習会・前編」を開催した。
NGO「債務と貧困を考えるジュビリー九州」(福岡市)のメンバーで、イラストレーターのいのうえしんぢさんを招き、途上国が貧困で苦しんでいる仕組みを紙芝居で説明してもらった。
6月30日には学習会後編を予定している。
国際情勢に詳しい宮原信孝久留米大教授が講演する。
(久留米市六ツ門町の市民活動サポートセンターにて。資料代500円)

この後2人はサミットに合わせて北海道へ飛び、札幌市内で開かれる反戦や世界の貧困を訴える市民サミットに参加したり、環境保護活動に取り組む学生NGOを手伝ったりする。
戻ってからは7月14日に同センターで報告会を行う予定だ。

「現地で、人がどんな思いで動いているのかを見たい」(松岡さん)
「たくさんの人の意見を吸収して、国際問題への理解を深めたい」(江崎さん)
と話してくれた2人は
「まずは世界のことを知り、自分で何ができるか考えたい」
とサミットはあくまできっかけで、その後にやることを模索する。

NGOへの飛び入り参加で2人がなにを学んで、見つけてくれるのか。
きっかけとなる第1歩を踏み出した彼女らはきっと何ができるかつかんで帰るだろう。
本家洞爺湖サミット参加国も何ができるか見つけてほしい。

(編集部:TAKESHI)