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【親方日の丸な人々】タクシー券禁止は行政の過剰反応

霞ヶ関の官僚が、深夜帰宅のタクシーで、ビールや金券などの供与を受けていた、いわゆる「居酒屋タクシー」問題で、大量の処分者が出ているとのことである。(Yomiuri Online)

この辺のことを仕切っている「倫理監督官」が違反であると判断したのなら特段異存はないだろうが、行政機関は何か不都合が発覚すると、必ずと言っていいほど「過剰反応」を起こす。

国土交通省のタクシーチケット利用禁止措置は明らかに過剰反応であろう。終電で帰ろうと思えば帰れるのに、終電が過ぎても役所に残っていて、タクシーで楽して帰る職員がいたことがバレただけである。

居酒屋タクシー接待は是正しなければならないということだが、それは簡単なことで、各省庁が契約しているタクシー会社に「接待お断り」を厳命すればいいだけだ。

霞ヶ関の「タクシー問題」の真の弊は別のところにある。
国会会期中、8月の予算概算要求、12月の予算内示などの時期、霞ヶ関は不夜城と呼ばれる24時間営業である。

まず予算関連で財務省の事務レベルが動き出すのは深夜0時を回った頃からなのだ。終わるのは明け方3時とか4時になる。当然帰宅はタクシーを使わざるを得ない。国会関連でも、議員の質問取りが終わって、想定問答を作って、これまた財務省協議が終わるのは、やっぱり夜中の2時とか3時になる。

タクシーチケットの使用を一律禁止したら、これら実務担当者は役所に泊まらざるを得ない。実際に泊まり込み=徹夜になるケースもあるのだが、自宅が都内24 区にある職員なら帰宅して十分休養を取ったほうが良い。昔は役所に泊まり込むのが美徳とされたらしいが、今時、床に担架敷いて寝るような劣悪労働環境を賞賛する人は少ないだろう。

一方でで鎌倉とか茨城に自宅を構えて通勤している職員もいる。これらの職員が帰宅に1回タクシーを使っただけで、一人アタマ数万円が吹っ飛ぶ。こういう職員には、近場のウィークリーマンションに単身赴任をさせるほうが遙かに安上がりだ。

深夜労働とタクシー帰宅に関しては、こうした弾力的な措置をとったほうが、コスト縮減の点からも国民の了解が得られるであろう。

今回の事件に関しては、概算要求期は例外としてタクシー券発給、国会開催中も例外としてタクシー券発給ということになって、結局「居酒屋」がなくなっただけで終わるであろう。
缶ビールとツマミが欲しければ自腹で買ってタクシーに乗り込めばよい。ただそれだけのことである。

追記
某公務員に取材したところ、「質問魔」として各省庁では良く知られている国会議員がいるらしい。こうした議員の国政調査も、深夜労働とタクシー多用の一因となってるようだ。

【まだまだいます ”親方日の丸”な人々】
  ↓
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公務員バッシングにアッカンベェfrom公務員

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国民の奉仕者ではありません。OBの奉仕者なのです。

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