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植草事件の真相封じたねつ造ブログ−−ネットも支配する情報操作の闇−−(上)

2008年06月25日07時22分 / 提供:PJ

pj
植草事件の真相封じたねつ造ブログ−−ネットも支配する情報操作の闇−−(上)
逮捕翌日の植草氏と面会したうそを書いたブログ
痴漢事件の容疑で起訴され、上告中の植草一秀元教授に対し、友人と称する者が個人ブログで事件当初から植草氏「クロ」の印象を流布してきた。ところが、植草氏が4月にブログを始めたことから「友人」の記述がねつ造であることが知られるようになり、ねつ造ブログを持ち上げてきたマスコミの責任を問う声がネット上に広まっている。この事態には、ネットを含めたメディアを網羅する情報工作の存在がちらつく。
 
面会、証言など悪質なうそが公然と
 ねつ造が問題になっているブログは、『債権・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら』。植草氏によれば、書いているのは証券会社に勤務するY・M氏で、毎日新聞の対談記事によれば5月25日時点で47歳。2006年9月13日に植草氏が京急電車内の痴漢容疑で逮捕された際、拘置先で接見してきたことなどをつづっていた。

 初報のあった同年9月14日の日記は「植草一秀君ー2」と題し、「どうしたもんでしょう??やはり病気だったんでしょうか。こちらで植草擁護論をぶちあげ、東京地方裁判所にて証人に立ったぐっちーとしてはもうマカロニ状態ですな」「これから本人に会いに行ってきます」などと書かれている。

 翌15日は「いかにもな話」と題し、「植草君に会ってきました」と始めている。「今はあまり詳しくいえないんですが、やはり彼は相当世の中を甘く見ているかもしれない。」「何がいいたいかをいうとそういう一連の非合理性の証明が前回の裁判でかなり有効だった・・・・という事実に味を占めてしまった、という感じがしないでもない。つまり片手にかばん、片手にかさ、触れる訳無いじゃん、と供述したというのですよ。これは結構痛い。前回と違い証人が3人(被害者を含めて)。それも全(すべ)て民間人で・・・ってなことになると嵌(は)められた説はなかなかとれませんよね。で、警察も相当不信感を持って、問い詰めた所『酔って覚えてない』、となったという訳ですから、おい、確信犯かよ、という受け止め方になっていて簡単には離してくれそうにない・・・・というのが現状です。彼の復帰にほんとに粉骨砕身した人々がたくさんいるんですよ。それをどう受け止めるか、今後の人生に全てをかけて欲しいですね」

 植草氏のブログによれば、Y・M氏が裁判で証人に立ったことも、面会に訪れた事実もないという。

警察は「拘留直後は接見認めない」と。弁護人は「証言の事実無し」
 筆者が6月12日、蒲田署に電話で問い合わせたところ、「接見の記録についてはお答えできない」としながらも、一般論として「勾留(こうりゅう)直後の3、4日間は接見を認めていない」との回答を得た。しかも、接見禁止の場合はこの期間にとどまらない。事実、筆者は2006年9月14日夕方に同署へ行ったが、植草氏との接見はおろか、担当警察官との面会も許されなかった。「担当者は取り調べ中で手が離せない」という理由だった。

 また、2004年事件から植草氏の弁護人を務めてきた弁護士は筆者に、Y・M氏が2004年の事件で証人として公判廷で証言した事実はないと明言した。「公開の法廷で行われた手続きであり、客観的に明白なこと」と述べている。この弁護士は2007年4月11日に植草氏からブログの内容などを知らされ、翌日Y・M氏に電話した。証人として証言したことや弁護活動に関与したかのような虚偽の記述、それにこの弁護士のことをイニシャル入りで引き合いに出し、事件についての情報を得て意見交換したかのような虚偽の記述があったことを抗議し、謝罪と該当個所の削除を求めた。Y・M氏は謝罪の言葉を述べるとともに、削除するがすぐにはできないので待ってほしいと述べたという。ただし、謝罪は弁護士に対してのみ行われたと解すこともできる。

 その後削除の気配がないので、民事担当の弁護士が2007年5月7日に内容証明郵便を送付。裁判で証人に立ったことや「これから本人に会いに行ってきます」「植草君に会ってきました」などブログ上の虚偽記載を削除することや、雑誌取材への虚偽のコメントをしたことが疑われる事実について回答を求め、法的対応を検討する可能性を警告した。その上で、今後そのようなことがないように求めた。この文書は同年5月13日に受け取られている。

 一つの個人ブログの記述は強い影響力を発揮した。それにはマスコミの姿勢が大きく関係する。マスコミが警察発表の情報しか流さないので、真実を知りたい多くの人がこのブログに注目した。「友人が『やった』と言ってお手上げならしょうがない…」。そう思ったブログの読者も多いはず。Y・M氏は2004年事件の地裁判決後も「植草一秀君」と題し、植草氏に悪印象を持たせる記事を書いている。親密な仲を打ち明けているが、植草氏は知人の経営する飲食店で何度か顔を合わせたことがあるだけで、2004年事件後に接触したことは一度もないという。

 筆者は6月18日、Y・M氏に対し、なぜうそを書いたのか、植草氏への謝罪と該当記事の削除などの意志はあるか、責任についてどう考えるかの3点について質問を送信したが、24日まで返事はない。【つづく】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆

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植草一秀  毎日新聞  痴漢  高橋清隆  
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