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【名盤・珍盤クロニクル】ファラオ・サンダース「Heart is a melody」/怒濤のOle!

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画像出典 Amazon.co,jp

コルトレーンの正統なる継承者、ファラオ・サンダースは、自作においてもコルトレーンナンバーを多く取り上げているが、ここではコルトレーンのアトランティック時代の名作「オレ」の、ファラオ流壮絶ぶっ飛び演奏が収録されている。ファンの間ではおなじみのライブ盤だが、いつ聴いても凄まじいので、改めてご紹介。

コルトレーンのオリジナル「オレ!」は、ドラム、2ベース、トランペット、フルート、ピアノ、そしてソプラノサックスという7人編成の大曲で。スパニッシュモードを基調としながら、様々なモードが混在し、異様ともいえる音絵巻きを綴った名作だ。

一方、ファラオの演奏は、カルテット編成、アイドリース・ムハマッドのドラムス、ジョン・ヒックスのピアノ、ウォルター・ブッカーのベースで、かの名盤「ライブ!」と同じ布陣だ。

カルテット全体が旋回しながら飛翔していく様態はサディスティックかつ強烈。

原曲の異様なムードは薄れているが、全員一丸となってぶっ飛ぶ凄絶な演奏だ。通常だとテンションが途絶えがちなドラムソロやベースソロでも突撃モードは変わらない。ぜひ大音量で聴いて欲しい力演である。

コルトレーンナンバーでは、もう1曲おなじみの「ナイーマ」が収録されている。他の収録曲も熱い!

(編集部 真田裕一)
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