ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

鳩山法相を"死に神"呼ばわりした朝日新聞の見識

鳩山法相を
6月18日付朝日新聞朝刊
【PJ 2008年06月21日】− 『永世死刑執行人 鳩山法相。「自身と責任」に胸を張り2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神』(18日の朝日夕刊コラム「素粒子」より)

 法相に対して非礼というだけでなく、死刑という重い事実への理解を欠く、不謹慎かつ浅薄という批判は免れないでしょう。

 前日の17日朝日夕刊と18日朝刊から死刑に関する見出しを拾って見ます。見出しには記事の“意図”が込められていると思われますから。

「宮崎死刑囚に刑執行」「鳩山法相計13人」「こんなに早いとは」「死刑粛々と加速」「鳩山法相計13人執行」「国会『終身刑議論無視か』『当然のこと』」

 宮崎死刑囚の刑執行を「利用」して死刑制度に反対していることが推定できます。正面から堂々と反対論を述べず、客観を装いながら、こっそり持論を記事に仕組むという、いつものやり方です。印象操作ができるにもかかわらず、非難を受けることがないという利点があります。無論、責任をとらされることもありませんから、一度味を占めたらやめられないのでしょう。

 17日夕刊には過去の法相ごとの執行人数の表が載っています。鳩山法相は最上位の13人であり、記事の意図とは逆に、まじめな職務遂行ぶりがわかります。刑事訴訟法によると法相は死刑確定後6カ月以内に執行を命令しなければならないそうです。6カ月は過ぎているとはいえ、ずいぶん短縮されたわけですから、評価されるべきです。

 法を守らせる立場でもある法務大臣が法を蔑(ないがし)ろにしてよいわけはありません。執行の覚悟がない人は初めから法相を辞退すべきです。死刑執行をやめるなら法を変えるのが筋です。

 日頃食品企業の表示違反など、僅かな違法行為を取り上げて叩く朝日新聞が死刑執行に関しては“違法”を黙認し、逆に“適法”を批判するのはご都合主義、ダブルスタンダードであります。

 また世論調査によれば、死刑制度に反対する人は少数であり、圧倒的多数は容認で、しかも増加しているのが現状です。いつも“民意”を大切にする朝日ですが、ここでは何故か“民意”には一切触れられません。

 誰だって死刑執行などしたくありません。大変強い精神的負担を強いられることでしょう。大多数が死刑容認の国民の下で、法に従って執行すれば、評価されるどころか、“死に神”呼ばわりではあまりに気の毒です。まあこんな調子では、まともな人が政治家を志さなくなるのではないかと心配になります。

 死刑制度と直接の関係はありませんが、きれい事で済ませようとする方々には次の文がお薦めです。まあ当たらずとも遠からずと思いますので。

「平和主義者。彼らが暴力を放棄できるのは、他の人間が彼らに代わって暴力を行使してくれるからだ」──ジョージ・オーウェル【了】

■関連情報
噛みつき評論(記者のHP)

PJニュース.net
PJ募集中!
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 岡田 克敏【 京都府 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJオピニオンアクセスランキング

注目の情報
カードローンの決定版
オリックスVIPローンカードなら安心の低金利 ⇒ 年率5.9%でご契
約の場合、10万円を30日間ご利用で利息はなんと『484円!』年率15.0
%でご契約の場合、利息は『1,232円』


お申し込みはこちら