「第三次オイルショック?」ひと目でわかる原油価格のやばさ
2008年06月16日23時28分 / 提供:らばQ

「ガソリンが値上がりした」「石油が高騰した」なんて話は聞き飽き、「また過去最高値を更新した」というニュースを聞いても、すっかり麻痺してきたのではないでしょうか。
原油価格の高騰は知っていても、いったいどの程度上がったのか、どんな事になっているのか肌で感じている人はまだまだ少ない気がします。
「これやばいんじゃないの?」とひと目でわかるグラフをご紹介します。
とんでもないことになっています。
The rise and fall of oil
6月に入って、ついに1バレルあたり139ドルを超えました。
1980年ごろから、20〜30ドル程の相場だったグラフが、2003年のイラク戦争の頃からうなぎ上りとなっています。そしてまだまだ上がると見られています。
1年前の2倍、5年前の5倍近くという急騰ぶりです。
ちなみに1973年の第1次オイルショックのときには1バレルあたり2ドル→10ドルに、1978年の第二次オイルショックのときは、15ドル→30ドルに高騰しました。
額面上は、第二次のほうが増えていますが、比率でいえば、第1次が5倍増、第二次が2倍増なので、最初のオイルショックの経済混乱のほうが激しかったわけです。
現在のところ、さまざまな要因から即座に経済混乱とはなっていませんが、グラフを見て「ああやばいんだな」というのは感じられるのではないでしょうか。
そして、今後さらに高騰する予測がされています。
NY原油:高騰…「夏に150ドル突破」観測も - 毎日jp(毎日新聞)
原油価格は1バレル=250ドルも、投機は一因に過ぎない=露ガスプロムCEO - ロイター
原油価格が上がる要因は複数ありますが、途上国の消費量の増加、中東情勢の不安定化、そして投機マネーの流入が主な原因とされています。
投機マネーは、小麦や大豆といった食料高騰の原因にもなっており、金持ちがより金持ちになるマネーゲームに翻弄される形となっています。
資本主義が発達したころは資本家と労働者の格差が激しく、国家が規制することである程度の格差を改善できましたが、近年のグローバル化によってコントロールが効かなくなっているようです。
中国と争っている東シナ海ガス田問題は、石油を買うより高コストだったことも開発が進まなかった要因だそうですが、今後も石油高騰や危機が続くようなら、ますます重要な位置付けとなっていくのではないでしょうか。
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