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【戸塚啓コラム】3点目のゴールに大きな意味

2008年06月16日17時12分 / 提供:livedoor スポーツ

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【戸塚啓コラム】3点目のゴールに大きな意味
後半終了間際に3点目を決めた中村憲剛
【photo by Kiminori SAWADA】
 6月14日のタイ戦で、日本は3次予選突破を決めた。3−0で勝利したこの試合は、もうひとつ大きな意味を持っていた。

 後半終了間際の88分、途中出場の中村憲剛が右足のボレーシュートで3点目を突き刺した。ダメ押し点がなかなか入らなかっただけに、岡田監督はベンチから飛び出してガッツポーズをした。

 岡田監督より先に、ベンチから飛び出した選手がいた。川口能活だった。

 「ケンゴのゴールは、僕も嬉しかったですよ。なかなか試合に出られないなかで、一緒に頑張ってきた選手だから。彼もこっちに来てくれたしね」

 ゴール裏のサポーターの声援に応える中村憲を、試合に出ている選手たちが労う。控え目な歓喜の輪が解けると、中村はベンチへ向かって笑顔で走り出したのだった。

 「自分も、ベンチに控えている選手も、ベンチ外の選手も、ずっと一緒にやってきた。自分だけの得点じゃない。ベンチの人たちもすごく喜んでくれたので、その人たちの思いを汲みたかった」

 02年の日韓W杯や04年のアジアカップでは、ゴールを決めた選手がベンチへ駆け寄っていく姿が見られた。05年のドイツW杯最終予選でも、北朝鮮戦でゴールを決めた大黒将志がベンチへ走っていった。

 どちらかと言えば黙々とやるタイプの選手が多く、それゆえに無機質な印象も与えてきたチームは、6月の3連戦を経て確かに変わりつつある。岡田監督がチームを率いてから、得点をあげた選手がベンチを目ざしたのは、中村憲が初めてだった。

<関連リンク>
大久保よ、"尖ったメンタリティ"まで失うな
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関連ワード:
サッカー日本代表  北朝鮮  ドイツ  大黒将志  アジアカップ  

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