■ミドル級／5分3R
ムリーロ・ニンジャ vs トニー・ボネーロ×
○[1R3分16秒／TKO]×

ブラジルとオーストラリアの対戦となったミドル級の一戦。ケージの中央で早くも一触即発、色めきたったトニー・ボネーロ。笑みを浮かべて応えたムリーロ・ニンジャは、試合開始早々にハイキックを潰してテイクダウンに成功する。ハイガードから攻めようとするボネーロだったが、ニンジャは立ちあがりパウンドから、パスに成功。

ボディに右エルボー、顔面に左エルボーとパウンドを落としていく。ダメージが蓄積するボネーロは、ガードポジションに戻すこともままならない。そんなボネーロの左脇を差し、左腕は両足で挟み、攻撃を続けるニンジャはマウント、サイドといいようにポジションを行き来する。ニーインザベリーから、右パウンドを連打するとボネーロは全く動けない。ここでレフェリーが試合をストップし、豪州産無敗のMMAファイターに何もさせずTKO勝ちを収めた。EXC世界ミドル級のベルトを失ったハワイの地で復活したニンジャは、涙を流し拳を高々と掲げた。

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