07年清涼飲料市場2%増の5兆円、ミネラルウォーター類は4年連続で2桁増=富士経済
2008年06月12日10時01分 / 提供:Sakura Financial News
【6月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】総合マーケティングビジネスの「富士経済」が行った清涼飲料40品目の市場調査結果によると、2007年の飲料市場は前年比2.1%増の5兆1403億円、ミネラルウォーター類市場は4年連続2桁増で2007年に2613億円だったことがわかった。
清涼飲料市場では、2008年は前年比1.8%増の5兆2341億円が見込まれるという。
飲料別調査によると、果実・野菜飲料は、2007年に100%果汁飲料が値上げされ、量販店での特売が減少したことから消費が減少。炭酸飲料は、猛暑効果に加え、「ペプシネックス」「コカ・コーラ ゼロ」などが「0」(ゼロ)、カロリーや糖分「ゼロ」の切り口で需要を拡大した。乳性飲料は、カップ入りのコーヒー乳飲料が高成長を続け、また、カゴメの「植物性乳酸菌ラブレ」が好調を維持している。嗜好飲料では、缶コーヒーが、コアターゲットの年齢の上昇に伴い「微糖」需要が高まり拡大した。日本茶では、「お〜い、お茶」「伊右衛門」が増加しているものの、市場は踊り場にあり、日本茶に替わってブレンドティや麦茶が大きく市場を拡大した。
清涼飲料市場で注目が集まるのは、ミネラルウォーター類。2007年後半からこれまでの2桁を超える成長に翳りが見られ、輸入ミネラルウォーター類は1桁の成長に留まった。2008年はサントリーとコカ・コーラシステムのミネラルウォーターの新工場が新たに稼動し、国産ミネラルウォーター類市場は高成長するとみられる。これまでの「輸入=パーソナル需要、国産=ファミリー需要」という棲み分けは曖昧になってきており、国産・輸入の垣根を越えた競争が激化するとみられる。2008年は11.0%増の2900億円が見込まれる。
調査対象の40品目(小分類も含む)のうち2007年に前年より10%以上成長した市場は11品目となった。トップ3は、殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)、麦茶、ゼリー飲料となっている。殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)は、カルピスの新製品「ザ・プレミアムカルピス」のヒット、麦茶は猛暑の恩恵を受けたこと、ゼリー飲料はスパウト付パウチ容器の食事代替タイプ、機能性訴求タイプを中心に需要が拡大していることが要因となっている。
10%以上成長した市場のうち規模が1,000億円を超えるのは、国産ミネラルウォーター類とブレンドティの2品目で、高成長市場は比較的市場規模の小さな市場が多い。2008年は、10%以上成長するとみられる市場は4品目にとどまる。果汁飲料(果汁含有率50%以上100%未満)は2007年にコカ・コーラシステムが撤退し大幅に減少した市場に伊藤園が新規参入したこと、機能型ティードリンクは伊藤園の新製品「カテキン緑茶」の寄与、国産ミネラルウォーター類は上位2社(サントリー、コカ・コーラシステム)の新工場稼動による能力アップ、殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)は「ザ・プレミアムカルピス」の通年販売の寄与が主な要因となる見込である。【了】
清涼飲料市場では、2008年は前年比1.8%増の5兆2341億円が見込まれるという。
飲料別調査によると、果実・野菜飲料は、2007年に100%果汁飲料が値上げされ、量販店での特売が減少したことから消費が減少。炭酸飲料は、猛暑効果に加え、「ペプシネックス」「コカ・コーラ ゼロ」などが「0」(ゼロ)、カロリーや糖分「ゼロ」の切り口で需要を拡大した。乳性飲料は、カップ入りのコーヒー乳飲料が高成長を続け、また、カゴメの「植物性乳酸菌ラブレ」が好調を維持している。嗜好飲料では、缶コーヒーが、コアターゲットの年齢の上昇に伴い「微糖」需要が高まり拡大した。日本茶では、「お〜い、お茶」「伊右衛門」が増加しているものの、市場は踊り場にあり、日本茶に替わってブレンドティや麦茶が大きく市場を拡大した。
清涼飲料市場で注目が集まるのは、ミネラルウォーター類。2007年後半からこれまでの2桁を超える成長に翳りが見られ、輸入ミネラルウォーター類は1桁の成長に留まった。2008年はサントリーとコカ・コーラシステムのミネラルウォーターの新工場が新たに稼動し、国産ミネラルウォーター類市場は高成長するとみられる。これまでの「輸入=パーソナル需要、国産=ファミリー需要」という棲み分けは曖昧になってきており、国産・輸入の垣根を越えた競争が激化するとみられる。2008年は11.0%増の2900億円が見込まれる。
調査対象の40品目(小分類も含む)のうち2007年に前年より10%以上成長した市場は11品目となった。トップ3は、殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)、麦茶、ゼリー飲料となっている。殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)は、カルピスの新製品「ザ・プレミアムカルピス」のヒット、麦茶は猛暑の恩恵を受けたこと、ゼリー飲料はスパウト付パウチ容器の食事代替タイプ、機能性訴求タイプを中心に需要が拡大していることが要因となっている。
10%以上成長した市場のうち規模が1,000億円を超えるのは、国産ミネラルウォーター類とブレンドティの2品目で、高成長市場は比較的市場規模の小さな市場が多い。2008年は、10%以上成長するとみられる市場は4品目にとどまる。果汁飲料(果汁含有率50%以上100%未満)は2007年にコカ・コーラシステムが撤退し大幅に減少した市場に伊藤園が新規参入したこと、機能型ティードリンクは伊藤園の新製品「カテキン緑茶」の寄与、国産ミネラルウォーター類は上位2社(サントリー、コカ・コーラシステム)の新工場稼動による能力アップ、殺菌乳製品乳酸菌飲料(ストレート)は「ザ・プレミアムカルピス」の通年販売の寄与が主な要因となる見込である。【了】
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