トヨタ:タイで09年からハイブリッド車生産、ディーゼルエンジンの生産能力も増強
【6月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】トヨタ自動車(東:7203)は11日、ハイブリッド車のさらなる普及を目指して、タイにおける車両生産拠点であるトヨタ・モーター・タイランドのゲートウェイ工場で、2009年内に「カムリハイブリッド」の生産を開始する、と発表した。年間生産台数は、9000台を目指す。

さらに同社は、タイのエンジン生産拠点であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(STM)のディーゼルエンジン生産能力を、2010年に現在の20万基/年から35万基/年に拡大することを決定した、と発表した。STM敷地内に第2工場を建設し、新たにディーゼルエンジンを年間15万基生産予定。

STMは、2004年に開始したIMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)プロジェクトにおいて、グローバル生産・供給拠点として、IMV車両生産国へディーゼルエンジンを供給している。07年にはディーゼルエンジンを22.9万基生産し、内7.2万基をアセアン、インド等6ヶ国へ輸出した。世界各地域でのIMV需要増に対応するため、STMは今回の能力増強を実施し、投資額約173億円(約54億バーツ:1バーツ=3.2円)、新規雇用約700人を見込んでいる。

ディーゼルエンジンの生産能力増強により、STMのエンジン生産能力は、ガソリンエンジンも含め、2010年に65万基まで増強する計画。

同社は、タイ時間6月10日16:00より、タイ政府関係者出席のもと、バンコク市内にてトヨタのタイのエンジン生産拠点であるサイアム・トヨタ・マニュファクチュアリングとの合同記者会見を行った。

タイトヨタの園田光宏社長は「カムリ ハイブリッド」の生産開始について「タイはトヨタにとってアセアン諸国初のハイブリッド生産国となり、既にタイのお客様からご好評をいただいているカムリに搭載することで、タイのお客様には商品面のみならず環境面でも、さらにご満足いただけることと確信している」と述べた。【了】