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ルーマニアと引き分けたフランスを母国メディアが酷評

2008年06月10日20時11分 / 提供:欧州通信

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 フランスが9日、ユーロ2008のグループリーグ初戦で、ルーマニアと0―0で引き分けた。ルーマニアは“死のグループ”と称されるグループCの中でもっとも評価は低いが、守りを固めてカウンター狙いでくるため、戦いやすい相手ではなかった。

 試合翌日のフランスのメディアは、アグレッシブさとインスピレーションに欠けたフランスの戦いぶりに対し、一斉に「フラストレーション」、「期待外れ」という感想を表した。中でもレキップ紙は、「退屈」と試合内容をこき下ろし、守備的MFのマケレレ、トゥラランを除く全員に辛い採点をつけた。

 同紙は、ボールを支配しながら得点に結びつけられなかった原因として、主にサイドからの攻撃が不足していたこと、守備陣がラインを押し上げられなかったこと、ゴール枠にとんだシュートがわずか1本にとどまったことを挙げている。

 ドメネク監督は試合後、攻撃が十分な威力を発揮できなかったことについて「初戦とはつねにこういうものだ」と弁明した。かねてからルーマニアへの警戒を口にしていたドメネク監督にとってはこのような結果も“織り込み済み”だったと言わんばかりだ。

 選手たちも、カウンターをおそれてラインを上げられなかったことを認めている。オランダ、イタリアと強豪相手の対戦が控えるだけに、「失敗は許されない」という意識が働いたようだ。前日までの高地での合宿先と、まだ日が高い18時にキックオフとなった試合会場との気温差がおよそ15度もあったことで、とくに守備陣にとっては厳しい条件だったといえる。

 思えば準優勝した先のW杯でも、初戦は同じように防戦一方のスイスを相手にスコアレスドローだった。しかし残る2試合が前回は韓国とトーゴだったのに対して、今回はオランダとイタリア。同じ状況とは言えないが、トゥラランは「強いチームのほうが戦いやすい」と語る。ドメネク監督の「心配もしていないし、楽観もしていない。次のオランダ戦に備える」という言葉が、チームの心理状態をよく表しているようだ。
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フランス  ルーマニア  メディア  オランダ  イタリア  
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