野村陽一郎(撮影:野原誠治)
 昨年2月に名曲との呼び声も高いシングル「エーデルワイス」でデビューを果たし、7月にはSTUDIO 4℃の下に日本のアニメーションが誇る天才たちが集結した同名映画のエンディングテーマ「Genius Party」を手掛けた二千花。今月18日に自らの名を冠した待望のファーストアルバム「二千花」の発表を控え、先月21日にはアルバムからの先行シングル「あたらしい水」を発表。美しくも儚い二千花の世界は、流麗なピアノの旋律と脈打つ心臓の鼓動と共に、静かにそして力強く流れ出した。

第1回「普段の自分とは、真逆」(2008年05月21日)
第2回「なくしちゃいけないものを、なくさずに持っている」(2008年05月28日)

■普段の生活は、インドアかアウトドアかといったら、どっちですか?

宮本:私はアウトドアですね。休みの日も絶対に出掛けて、歩くのがすごく好きなので、2駅分とか歩いてみようと思ったり、メッチャ歩きますね。

■外に出ている時は、どんなことをするんですか?

宮本:公園とか、緑をすごく求めるので、ご飯を作ってピクニックに行ったり。自分の好きな映画だったり、「個展やってます」とかポストカードが来たりすると行こうかなと思ったり。結構そういうのが好きなので、一人でも全然行くし。

野村:僕は、完全にインドアですね。ただ、自分一人だと出て行くのも夜になっちゃったりするんですけど、デートでは外に出るじゃないですか。その時は、ひたすらピクニックですね。

宮本:陽一郎くんは、ピクニシャンなんだ!

野村:近所ですけど、お酒を飲みたいので車で行けない所に。昼間っから飲むのが好きなだけですかね。

■正直、野村さんにピクニックのイメージは持っていなかったですね。

宮本:無い無い。“ピ”の段階でダメです。合いませんよね。「えっ、陽一郎が“ピ”?」みたいな(笑)。でもピクニック好きが発覚したので、今後はピクニック話を繰り広げると思います。

■ファッションでこだわるポイントや、何か集めていたりするものはありますか?

宮本:収集癖は、あまり無いよね。でも陽一郎くんは、Tシャツとかを長く大事に着ている感じがします。

野村:それは、新しいのが買えないだけじゃね?

宮本:あぁ!そうかもねー。でも、このTシャツは一粋が福岡で選んだんですよ。

野村:選んでないって!なんで一粋の選んだものを着なきゃいけないんだよ!

宮本:だってほら、福岡のAMERICAN RAG CIEでさぁ…。

野村:もうヤメてくれ!俺、一粋に選んでもらったものを着ているなんて思いたくない。

宮本: 2択で「どっちがいい?」とか言われて、「こっちじゃない?」と言ったら、“Take it!”みたいな。

野村:絶対に違うよ!でも、何かちょっと記憶にあるのが…。いや確かに、俺その時に長袖を着ていて暑かったんですよね。それで、これは無理だと思って着替えを買おうと思って入った…。

宮本:ほらほらー!だから、そう書いて下さい(笑)。