■第4試合 ミドル級/5分3R
ティム・マッケンジー vs ジェレミー・ラング
○[3R40秒/ギロチンチョーク]×

序盤からラングのパワーファイトが、打撃戦を臨みたいマッケンジーの攻めを完封。テイクダウン狙いから、ギロチン、さらにヒザ蹴りを入れ、グラウンドでトップキープに成功する。さらにパス、マウントを奪取したラングだが、マッケンジーがガードからひじを入れると額をカット。ラングが終始、マッケンジーを圧倒するものの、攻めきれないまま1Rが終了した。

2Rに入ってもラングのペースは変わりない。豪快なテイクダウンから、がぶってバックを奪取。チョークで攻め込むも、ここはマッケンジーが胸を合わすことに成功する。それでも、再び片足タックルからがぶり、バックに回ったラングは再度、チョークでマッケンジーを攻め込んでいく。

これも逃れたマッケンジーがガードから蹴りを見せるが、トップキープを切り崩せないまま試合は最終ラウンドへ。このまま逃げ切りたいラングだが、スタミナのロスも激しく、がぶりからヒザを入れると、これがマッケンジーの急所を直撃。ペナルティで1ポイントを失ってしまう。

そして、試合再開直後、またもテイクダウンを狙い突っ込んだラングの首をマッケンジーが、しっかりとギロチンでキャッチ。そのまま腕から力が抜けていったラングは、マッケンジーが引きこんだところで失神していることが判明。マッケンジーの大逆転勝利となった。

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