平井堅、“Ken′s Bar”10周年ライブを開催

　今年3月に7作目のアルバム「FAKIN' POP」を発表し、先月23日には竹野内豊・主演映画「あの空をおぼえてる」の主題歌「いつか離れる日が来ても」を同作よりシングルカットした平井堅。今月2日の東京・日本武道館を皮切りに全国14ヶ所24公演のツアー「Ken Hiari Live Tour 2008 FAKIN' POP」をスタートさせた彼が29日、ビルボード東京にて“Ken's Bar 10th Anniversary Special”を開催した。

　自身のライフワークともなっているコンセプトライブ“Ken's Bar”をスタートからちょうど10年を迎えたこの日、会場にはラジオ局での応募招待者とファンクラブ抽選で当選した200名を招待。平井堅がステージに登場すると、盛大な拍手と共に「10周年おめでとう！」との歓声が彼を迎えた。

　ライブでは、「いつか離れる日が来ても」や「瞳をとじて」、「楽園」などの自身のナンバーはもちろん、本人がこの日のために選んだお気に入りの曲、スティーヴィー・ワンダーの「LATERY」や先日に活動休止を発表したサザンオールスターズの「いとしのエリー」など、洋邦のカバー曲も披露。招かれた観客達は、飲み物を片手に終始リラックスしたムードで彼の歌声に酔いしれた。

　また、このライブの模様は「いつか離れる日が来ても」の購入者限定でインターネット生配信が行なわれ、会場に来られなかったファンがライブを一目見ようとアクセスが集中。平井堅は「ちょうど10年前の今日、第1回目のKen's Barを思い出して、うるうる来ちゃいました。この10年間色々あったけど、よくやったぞ。と、有森裕子さんばりに自分で自分をほめてあげたいです。目指せ20周年!!」とコメントした。

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