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国際ペンの世界大会が、2010年秋に東京で開催と内定

2008年05月29日06時11分 / 提供:PJ

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国際ペンの世界大会が、2010年秋に東京で開催と内定
日本ペンクラブ・阿刀田高会長が、「国際ペンの世界大会が、2010年9月末から日本で開催が、ほぼ決定」と内定を語る。写真中央。東京會舘にて。(撮影:穂高健一、26日)
日本ペンクラブの第52回総会が、26日に東京千代田区の東京會舘で行われた。総会の決議が終わったあと、阿刀田高会長から、「国際ペン(本部・ロンドン)の世界大会が、2010年9月末から日本で開催することに、ほぼ決まりました」と内定が伝えられた。正式の決定は今年の秋ごろになる見込み。

 同世界大会の日本開催は、1957年の川端康成会長、1984年の井上靖会長の下で行われており、それにつづく25年ぶり3度目となる。同クラブは、今年2月22日から4日間にわたり世界フォーラム「災害と文化」を行った。国内外から高い評価をもらった。日本ペンクラブが国際ペン世界大会に立候補した、背景にはこの世界フォーラムの成功がある。

 国際ペンは設立(1921年・ロンドン)の由来からしても、欧米中心で進んできた。反面、アジアの主張や役割は薄い。中国、韓国、台湾なども存在が小さい。東南アジアのなかで、加盟していない国が多い。日本が孤軍奮闘しているのが実態だ。

 阿刀田さんは、日本ペンクラブが世界大会に手をあげた(立候補)理由として、「アジアの力を結集し、国際ペンに発信していく。同時に、アジアに目を向けてもらうためです」と語った。

 メイン・テーマについては、今後の検討課題だと前置きをしたうえで、『環境と文学』を考えてみたいと語った。同世界大会では、まだ環境問題が取り上げられていない。それもおおきな理由のひとつ。

 日本ペンクラブは毎年3月3日に各地の自治体とともに「平和の日」の集いを実施している。今年は別府市、09年は神戸市、10年は奈良市。さらに3年先まで申し込みが殺到している。

 国際ペンは第一次世界大戦後に設立された。設立目的が「悲惨な戦争をくり返さないこと」、「文筆家が表現自由を確率すること」だった。日本での世界大会となると、環境よりも、「平和問題」が重要ではないか、という意見が会員から出た。
「平和と文学」はこれまで、各国の世界大会で取上げられてきた。「環境」のなかで、「平和」も包括できるのではないか、という意見交換があった。

 「イスラム、キリスト。こうした対立から、戦争が引き起こされている。宗教問題も考慮すべきです」という意見も出た。「失われていく言語、失われていく文学。それもひとつの環境が消えていくことだ」という、幅広い環境問題の提案がなされた。

 これら質疑から「環境と文学」となると、地球環境、自然環境、機械環境、IT環境という幅広いものになりそうだ。

 同世界大会はノーベル文学賞の受賞作家も含めた、各国の著名作家が一同に結集する。日本開催が正式に決定すれば、講演、フォーラム、パネルディスカッションなど期待と関心が高まる。同時に、日本ペンクラブに対して、より多くの一般公開がもとめられるだろう。【了】

■関連情報
日本ペンクラブ
記者HP:穂高健一ワールド
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

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文学  日本ペンクラブ  井上靖  東南アジア  ノーベル文学賞  
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