東風汽車、中期経営計画を発表
2008年05月28日13時56分 / 提供:済龍 CHINA PRESS
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロスゴーン)の中国における合弁会社である東風汽車有限公司(本社:中国湖北省武漢市総裁:中村公泰、以下:DFL)は28日、2008年から2012年の5ヵ年中期経営計画を発表した。本計画では、市場における確固たる地位の確立、および国際競争力の強化を目指す。
「プラン・ワン・キュービック」と名づけられた本5ヵ年計画は、販売台数倍増を目標に掲げたこれまでの経営計画、「プラン・ツー・キュービック」を拡大するものである。
「プラン・ワン・キュービック」は、3つの「1」を含む次の要素が軸となっている。
1. 力強い成長
2012年までに販売台数100万台、および売上高1,000億人民元(約1兆4,900億円、約145億米ドル)を目標に、さらなる事業拡大を図る。
2. オペレーションの質的向上
商品、販売・サービス、およびコスト競争力すべての領域の品質においてトップクラス(1流)を目指す。
3. 信頼される企業
日産と東風グループによって融合された企業文化を創造することにより、信頼される1企業となる。
本計画における3つの戦略目標の詳細は以下の通り。
力強い成長
中国における販売は急成長を遂げ、2007年には61万台販売を達成した。この成長傾向に基づき、DFLは2012年までに販売台数100万台以上、および売上高1,000億人民元を目指す。同社はこの期間に日産ブランドで新型乗用車を10車種以上、また日産および東風両ブランドで新型小型商用車 (LCV)を5車種以上投入する予定である。
戦略の一部として、DFLは河南省鄭州市にLCV工場を新設する。生産開始は2010年で、年間生産能力は12万台以上となる。DFL、東風汽車股份有限公司(DFAC)、および日産(中国)投資有限公司(NCIC)は、工場新設のために、合わせて10億人民元(約149億円、約1億4,500万米ドル)の投資を行う予定である。
またDFLは乗用車、およびLCVの販売ネットワークをともに拡大する。2012年までに、乗用車ディーラーの店舗数を2007年の300店より 420店に増やし、LCVディーラーの店舗数を2007年の420店より630店に、大型・中型商用車(H&MCV)の店舗数を2007年の 250店より380店まで増やす予定。
その他の主な成長戦略の要素として、同社は成長市場における商用車への需要に応えるため、海外事業を強化する。LCV、およびH&MCVの総販売台数における輸出台数比率は、2007年の5%から、その倍増にあたる10%以上にまで拡大する。この目標達成のため、車種数、および仕向地はともに増加される。
DFLの中村公泰総裁は、「DFLはこれまでの『プラン・ツー・キュービック』において、2003年に29万8,000台であった乗用車、および商用車の総販売台数を、2007年には61万台にまで倍増させた。新しい中期経営計画『プラン・ワン・キュービック』では、『プラン・ツー・キュービック』で築いた基盤に基づき、中国における成長をさらに加速させていく。我々は、中国市場における確固たる地位の確立、および維持を目指している。」と語った。
オペレーションの質的向上
DFLの競争力に対する継続的なコミットメントは、研究開発(R&D)、商品、および販売・サービスにおいて、高い品質レベルを提供することにより、達成される。コスト競争力強化に向け、同社は、2007年に70%であった乗用車のトランスミッションやエンジン等の国産化率を、2012年までに 90%に拡大する予定である。
広州市花都の東風日産乗用車技術センターでは、現在行っている商品テストおよび部品の国産化業務を更に促進し、エンジニアリング業務を拡大させる。また、花都トレーニングセンターではディーラーに対し、顧客志向の経営を軸とした商品、および販売・サービス教育を行う。
信頼される企業
「プラン・ワン・キュービック」における新たな戦略目標は、 DFLが「信頼される1企業」となることである。日産と東風グループによって融合された企業文化を創造することにより、同社はお客さま、従業員、サプライヤー、および株主などのステークホルダーのニーズを満たす価値のある商品やサービスを提供する。また、環境や社会的ニーズを満たすことにより、信頼される 1企業となることを目指している。
DFLは商品やサービスなど、すべての事業領域において、環境に優しい技術を提供していく。同社は2012年までに、乗用車の無段変速機(CVT)の搭載比率を50%に拡大する。また、液化天然ガス(LNG)等の代替燃料を使用したトラックの検討を行う予定である。
DFLは引き続き、新ナビゲーションシステムであるスター・ウイングスに取り組む。スター・ウイングスは、リアルタイム交通情報に基づき、目的地まで、より短時間で到着するルートを探索するシステムで、日産および北京市交通情報センター(BTIC)による共同プロジェクトである。日産が行った実験では、20%の時間短縮が確認されている。このナビゲーションシステムは新型「ティアナ」に搭載される。
上記戦略に基づき、DFLは2008年の目標販売台数を68万台と設定している。
DFLについて
DFLは日産と、東風グループによる包括的、および戦略的なパートナーシップとして2003年に設立された。DFLは、乗用車、LCV、および H&MCVのフルラインアップを持つ、中国における最初の合弁企業であり、中国における全需の伸びに対し、より速い成長を遂げている。東風グループと日産がそれぞれ50%の株式を保有し、同社の資本金は167億人民元(約2,487億円、約24億米ドル)である。中国の自動車合弁企業の中で最大の投資規模となっている。
日産の中国事業
DFLの設立以来、乗用車およびLCVを含む日産の販売台数は2003年の9万4,000台から2007年には45万8,000台と急激に増加した。また、2007年に高級ブランドであるインフィニティを投入している。
日産は、2008年に50万台の販売を計画しており、ニッサンブランドで4車種、インフィニティブランドで3車種の新型車を投入する。2012年までには年間販売台数80万台達成を見込んでいる。
注: 為替レートについては最近の為替相場、1人民元=14.89円、0.145米ドルをもとに換算した。
(China Press 編集:HK)
「プラン・ワン・キュービック」と名づけられた本5ヵ年計画は、販売台数倍増を目標に掲げたこれまでの経営計画、「プラン・ツー・キュービック」を拡大するものである。
「プラン・ワン・キュービック」は、3つの「1」を含む次の要素が軸となっている。
1. 力強い成長
2012年までに販売台数100万台、および売上高1,000億人民元(約1兆4,900億円、約145億米ドル)を目標に、さらなる事業拡大を図る。
2. オペレーションの質的向上
商品、販売・サービス、およびコスト競争力すべての領域の品質においてトップクラス(1流)を目指す。
3. 信頼される企業
日産と東風グループによって融合された企業文化を創造することにより、信頼される1企業となる。
本計画における3つの戦略目標の詳細は以下の通り。
力強い成長
中国における販売は急成長を遂げ、2007年には61万台販売を達成した。この成長傾向に基づき、DFLは2012年までに販売台数100万台以上、および売上高1,000億人民元を目指す。同社はこの期間に日産ブランドで新型乗用車を10車種以上、また日産および東風両ブランドで新型小型商用車 (LCV)を5車種以上投入する予定である。
戦略の一部として、DFLは河南省鄭州市にLCV工場を新設する。生産開始は2010年で、年間生産能力は12万台以上となる。DFL、東風汽車股份有限公司(DFAC)、および日産(中国)投資有限公司(NCIC)は、工場新設のために、合わせて10億人民元(約149億円、約1億4,500万米ドル)の投資を行う予定である。
またDFLは乗用車、およびLCVの販売ネットワークをともに拡大する。2012年までに、乗用車ディーラーの店舗数を2007年の300店より 420店に増やし、LCVディーラーの店舗数を2007年の420店より630店に、大型・中型商用車(H&MCV)の店舗数を2007年の 250店より380店まで増やす予定。
その他の主な成長戦略の要素として、同社は成長市場における商用車への需要に応えるため、海外事業を強化する。LCV、およびH&MCVの総販売台数における輸出台数比率は、2007年の5%から、その倍増にあたる10%以上にまで拡大する。この目標達成のため、車種数、および仕向地はともに増加される。
DFLの中村公泰総裁は、「DFLはこれまでの『プラン・ツー・キュービック』において、2003年に29万8,000台であった乗用車、および商用車の総販売台数を、2007年には61万台にまで倍増させた。新しい中期経営計画『プラン・ワン・キュービック』では、『プラン・ツー・キュービック』で築いた基盤に基づき、中国における成長をさらに加速させていく。我々は、中国市場における確固たる地位の確立、および維持を目指している。」と語った。
オペレーションの質的向上
DFLの競争力に対する継続的なコミットメントは、研究開発(R&D)、商品、および販売・サービスにおいて、高い品質レベルを提供することにより、達成される。コスト競争力強化に向け、同社は、2007年に70%であった乗用車のトランスミッションやエンジン等の国産化率を、2012年までに 90%に拡大する予定である。
広州市花都の東風日産乗用車技術センターでは、現在行っている商品テストおよび部品の国産化業務を更に促進し、エンジニアリング業務を拡大させる。また、花都トレーニングセンターではディーラーに対し、顧客志向の経営を軸とした商品、および販売・サービス教育を行う。
信頼される企業
「プラン・ワン・キュービック」における新たな戦略目標は、 DFLが「信頼される1企業」となることである。日産と東風グループによって融合された企業文化を創造することにより、同社はお客さま、従業員、サプライヤー、および株主などのステークホルダーのニーズを満たす価値のある商品やサービスを提供する。また、環境や社会的ニーズを満たすことにより、信頼される 1企業となることを目指している。
DFLは商品やサービスなど、すべての事業領域において、環境に優しい技術を提供していく。同社は2012年までに、乗用車の無段変速機(CVT)の搭載比率を50%に拡大する。また、液化天然ガス(LNG)等の代替燃料を使用したトラックの検討を行う予定である。
DFLは引き続き、新ナビゲーションシステムであるスター・ウイングスに取り組む。スター・ウイングスは、リアルタイム交通情報に基づき、目的地まで、より短時間で到着するルートを探索するシステムで、日産および北京市交通情報センター(BTIC)による共同プロジェクトである。日産が行った実験では、20%の時間短縮が確認されている。このナビゲーションシステムは新型「ティアナ」に搭載される。
上記戦略に基づき、DFLは2008年の目標販売台数を68万台と設定している。
DFLについて
DFLは日産と、東風グループによる包括的、および戦略的なパートナーシップとして2003年に設立された。DFLは、乗用車、LCV、および H&MCVのフルラインアップを持つ、中国における最初の合弁企業であり、中国における全需の伸びに対し、より速い成長を遂げている。東風グループと日産がそれぞれ50%の株式を保有し、同社の資本金は167億人民元(約2,487億円、約24億米ドル)である。中国の自動車合弁企業の中で最大の投資規模となっている。
日産の中国事業
DFLの設立以来、乗用車およびLCVを含む日産の販売台数は2003年の9万4,000台から2007年には45万8,000台と急激に増加した。また、2007年に高級ブランドであるインフィニティを投入している。
日産は、2008年に50万台の販売を計画しており、ニッサンブランドで4車種、インフィニティブランドで3車種の新型車を投入する。2012年までには年間販売台数80万台達成を見込んでいる。
注: 為替レートについては最近の為替相場、1人民元=14.89円、0.145米ドルをもとに換算した。
(China Press 編集:HK)
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