19日、ディファ有明にて、ホセ・アルファロを日本ボクシング史に残る大逆転で下し、世界WBAライト級チャンピオンとなった小堀佑介(角海老宝石)26歳が抜群に面白い。

試合前には、知名度の低さから、ジムの近くで警官に「どんな仕事をしているの?」と職務質問をされたというエピソードは有名だが、それだけではない。

今回の試合後も勝利者インタビューで今後の目標を聞かれ、「とりあえず帰って寝たい」と笑わせた小堀は、試合前、相手の公開スパーを寝坊で遅刻。計量の際にも居眠りをするなど、その天然ぶりをいかんなく発揮していた。

自身の試合では、友人から「一番高い席を買ってくれ」と頼まれ、小堀が用意したのは、リングサイドの”一番高額な席”ではなく、なんと座席の位置が”一番高い場所”だった。

テレビ朝日系列の朝の人気番組「スーパーモーニング」、23日放送の番組内では、小堀の自宅にカメラが潜入するも、自宅に入ると、洋服やゴミなどで散らかり放題・・・。

東洋太平洋のベルトやトロフィーなどは床に無造作に置かれホコリまみれ。やっとの思いで奪取した世界チャンピオンベルトも紙袋に入れている始末だ。

中学時代の小堀はモテたいが為に吹奏楽部に入るが、楽譜を読めずに挫折。それでもまだ、モテたいが為にボクシングを始め、そのボクシングで頂点にたった小堀は「世界王者になってモテましたか?」の問いに「モテないですね・・・」と即答。実際に町を歩くと、握手や声を掛けられるのは男ばかり。全国区となった“天然世界王者”小堀の今後から、ますます目が離せなくなった。