5月21日熊本市の赤十字病院で、自殺を図った男性が搬送されてきた際に嘔吐した。吐しゃ物から出た強い塩素系ガスを吸い込んだ医師や患者46人が体調不良を訴えた。


熊本市長嶺南の熊本赤十字病院に、農薬を飲んで自殺を図ったとみられる男性(34)が搬送されてきた。
救急救命センターで治療中に嘔吐したところ、飲んでいた農薬から発生した強い塩素系のガスがあたりに充満した。
周辺は騒然となり、ガスを吸い込んだ46人が不調を訴えた。

男性を処置するため傍らにいた高村政志救急副部長(48)は
「現場はパニック状態だった。刺激臭で息ができなかった」
と話した。
救急受診中だった女性患者(72)は重症で別の病院に搬送された。
計11人が入院して治療中だ。
35人については軽症で、快方に向かっている。

自殺を図った男性は間もなく死亡した。
自宅にあった、劇物指定されている農薬「クロロピクリン」を飲んだと見られる。

救急救命センターは5月22日昼ごろまで閉鎖される予定だ。

頻発していた、硫化水素自殺でも周りが巻き添えになったケースが少なくない。
自殺は絶対に避けて欲しいものだ。

(編集部:TAKESHI)