売れる「大手」と控えめな「ピコ」サークル。
開場してすぐに行列ができるサークルがあれば閑古鳥が鳴くサークルもあり、売り子が席を外しっぱなしで買い手に空振りを食らわせるサークルもある。
幾多のサークルからなる同人イベントはコミケだけではなく、その時旬のジャンルのオンリーイベントも大盛況だ。
様々なイベントに一般参加の「買い手」として行く人々、そこには常識人もいれば書き手の目の前で作品を貶すような無礼者もいるのが現状である。
これはヲタクの常識以前に人としてのモラルが問われる場面だ。

年齢に関係なく計れないモラルの数々はイベント会場でも如実に現れる。
上にも書いたように自分の好みに合わない絵柄、話、カップリングの販売物を手に取って「ありえない」と貶す者やサークルのスペース前に陣取り、なかなか離れない者。
嫌ならスルーすればいいのにと思うのだが、非常識人は自分の気に入らないものに難癖を付けない時が済まないのだろう。
同人に「お客様」という概念はないが、やはり自分の発行物を見に来てくれた人に「邪魔だからどっか行け」とか「ふざけるな」などとはなかなか言えない。
もちろんモラルが問われるのは一般参加者だけではない、サークル参加者もまた然りだ。
お隣のサークルさんへの挨拶、イベントの規則の厳守。
私物が隣のスペースや通路にはみ出していたり、友人を自分のスペース中や前にたむろわせたりするなんてのはもっての外である。
日頃からマナーの意識が強い人はイベント会場でも人が眉を潜めるような行為はしないだろうが、多くの人が集まる場所で自分の恥を晒すような真似、人に迷惑を掛けるような真似はしたくないものだ。

これは余談だが、同人誌の値段はページ数によるが1000円以下が多い。
分厚いアンソロジーや再録本は1000円以上のものもあるが、大抵は数百円だ。
サークルさんも十分な小銭は用意してはいるだろうが、買い手の方々は念のため100円玉や500円玉などの小銭を多めに持っていった方がサークルさんの釣り銭不足を回避できるはず。
現にイベントで本を購入する際、小銭で支払ったら「助かります」と売り子さんに礼を言われたことがあるので、以来筆者は小銭を多めに用意していくよう心掛けている。
小銭がない場合は致し方ないが、さすがに万札はお釣りの金額的にありがたくない。
本を複数買うなら小銭ばかりでは足らないので、千円札も多めに用意しておくことをオススメする。

(編集部 Elly Koyama)

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