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四川省大地震で地面が60センチ動いた!JAXAの衛星「だいち」が観測

四川省大地震で地面が60センチ動いた!JAXAの衛星「だいち」が観測
断層近辺の差分干渉写真 (提供 JAXA) 写真一覧(2)
【PJ 2008年05月21日】− 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR:パルサー)を運用する宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、中国四川省の地震現場を緊急観測したと、発表した。5月12日に起こったマグニチュードM8.0の大地震の被害をつかむために、今年2月17日に撮影したデータと、同じ軌道からの画像を差分干渉処理して、地殻の変動を調べたもの。当日、だいちは地方の中心都市(綿陽市、徳陽市)を見ながら、南から北に向かって飛び、平野部から山岳地帯にかけて観測した。それによると、地面が衛星に向かって50センチから60センチ動いていることがわかった。

 断層の近くの約200km×75kmを拡大したものが写真で、断層による変動の様子が細かくわかる。最も変動が大きいと思われる断層の直上では、変動が大きすぎてわからないが、その北側には衛星から遠ざかる変動があり、南北に目玉状の変動縞があった。(図中白丸)。更にこの変動は断層から約100km北まで続いていた。今回の地震でおおきな地殻変動があったことが衛星観測で確認できた。

 JAXAでは今後も「だいち」による被災地の観測を継続する予定。【了】

■関連情報
JAXAだいち

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パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【 東京都 】
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だいちの飛行方向 (提供 JAXA)
   
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