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【DEEP】大波乱の連続! 中西がトーナメント優勝。横田、今成、しなしが敗れる

【DEEP】大波乱の連続! 中西がトーナメント優勝。横田、今成、しなしが敗れる
第4代ミドル級王者決定トーナメントを制したのは、元“キングオブパンクラシスト”中西裕一だった
5月19日(月)東京・後楽園ホールで開催された「ファイティングロード Presents
DEEP 35 IMPACT DEEP7周年記念興行第2弾」。トリプルメインイベントでは、第4代ミドル級王者決定トーナメント決勝戦、DEEPフェザー級タイトルマッチ、三島☆ド根性ノ助×今成正和、DEEPライト級タイトルマッチ、ハン・スーファン×横田一則が行われた。

ミドル級トーナメント決勝に勝ち残ったのは、同日に準決勝で松井大二郎と白井祐矢をそれぞれ下した、中西裕一と福田力。1R、サウスポーの福田に対し、ジャブをついて左に回る中西。福田は細かくパンチを出して組み付くが、中西はテイクダウンを許さない。距離が開くと右ミドルを蹴る中西。福田は左ストレートから組み付くが、ここでも中西はテイクダウンを許さない。

インローを蹴る福田。中西は吹くだのタックルに右のヒザ蹴りを狙うが、これは不発に終わる。ロープ際での差し合い、中西が福田を突き放す。右ストレートを打つ中西。福田が突進してくると左フック、そして首相撲からのヒザ蹴りを突き刺す。福田のジャブをパーリングしながら、右ミドルを蹴る中西。

福田がパンチで距離を詰めていくが、中西は下がりながら左フックをひっかける。細かくインローを蹴る福田。中西は左のアウトロー、右ミドル。ショートの距離で打ち合う両者、福田の右と中西の左フックが交錯する。

2R、右ミドルを蹴る中西。福田が距離を詰めてくるとそこにパンチをまとめる。福田はインローを蹴り、細かくパンチを打ちながら組み付く。しかし倒れない中西。離れ際に右ストレートを打つ。さらに福田の左ストレートに合わせて組み付くと、右のヒザ蹴りを突き刺す!左のインローとミドルを返す福田。首相撲に持ち込もうとするが、中西もそれを突き放す。

互いに細かく手を出す展開が続く中、中西が福田の左ミドルに左フックを合わせて、そのままテイクダウンを奪うが、福田もすぐに立ち上がる。そのままロープに押し込む中西。今度は福田がテイクダウンを狙うが、中西は倒れない。

離れ際にパンチをまとめる両者。中西が外掛けでテイクダウンを狙うが、福田はバックに回り込む。すぐに向き直る中西。福田は距離が開くと、すぐにパンチを出して組み付く。残り30秒、スタンドになると激しく打ち合う両者。福田が左のパンチから前に出て組み付くが、中西は倒れない。このまま、試合終了のゴングが鳴った。

判定は福田のテイクダウンを阻止し、的確に打撃を当てた中西に軍配! トーナメントのダークホースと目されていた中西が石川英司、松井大二郎、福田を下して、新王者となった。

試合後、マイクを持った中西は「僕が予想を裏切りました。運が良かったと思うんですけど、(福田)力さんは白井さんと桜井さんと事実上の決勝戦やって、僕は疲れたところで力さんとやってラッキーでした。このトーナメントは途中で負けたら引退しようと思っていたんで、首の皮一枚つながって良かったです」と喜びを表現した。

また、DEEPフェザー級タイトルマッチでは、三島☆ド根性ノ助が今成正和を下し、新王者に輝いた。5年前に対戦している両者、この時は三島がTKOで勝利を収めている。しかし今では立場が逆転し、今成の持つベルトに三島が挑戦する形となった。

1R、サウスポーの両者。三島がハイキックを放ち前に出ると、今成が引き込むようにグラウンドで下になる。今成は三島の左腕をカンヌキに捉えながら、アームバーのような形で三島の左肘を絞り上げる!  しかし三島の左腕をクラッチして、徐々に腕を抜いてインサイドガードで落ち着く。

中腰から強烈なパンチを落とす三島。今成は下から三島の上体が固めて、両者動きがなくなったところでブレイクとなる。再開後、じりじりと間合いを計る両者。今成がインロー、そして二段蹴りから三島の足元に滑り込むが、三島は距離を取る。

鋭いローを飛ばす三島。今成がコーナーを背負うとバックキックも見せる。ここでハイキックを飛ばす三島。しかし今成はそれをくぐるようにしてテイクダウンを奪うと、間髪いれずに足関節へ! しかし三島もそれを察知して、すぐにディフェンスする。

2R、三島の周りをランニングするように小走りする今成。三島はそれには付き合わず、軸足払いで今成をこかすと一気にパウンドで襲い掛かる。今成はヒザ蹴りを打って組みつくと、すぐに引き込んで下から腕十字。
三島は上体を起こしてパンチを落とす。ブレイク後、フックからハイキックを放つ今成。組んですぐに引き込むが、三島は今成の関節技を守りながら、コツコツとパンチを落とす。ここでも動きが止まりブレイク。

再開後、右アッパーを突き上げる三島に大して引き込む今成。イノキ・アリ状態になると三島はローと顔面への蹴りを見せる。ブレイク後、三島のハイキックを空振りさせてグラウンドで上を取ろうとする今成。

しかし三島もすぐに体を起こして、それを許さない。最終的にグラウンドで上になるのは三島だ。残り10秒、下から三角絞めを仕掛けた今成だが、三島は両手を広げて余裕のポーズを見せる。

3R、サイドキックを蹴る今成に左ローを蹴る三島。今成の蹴りに合わせて軸足払いでこかす。一気に襲い掛かる三島だが、今成はすぐに三島の足をキャッチ。

しかしここはロープ際ということもありブレイクとなる。左ストレートから組み付く三島。今成もグラウンドで下になるものの、すぐに足を狙いに行く。三島のパンチをもらいながらも足を狙う今成だが、三島は足を引っこ抜く。

ブレイク後、今成が左ミドルを蹴ると、三島がバックブロー。引き込む今成に対して、何と三島が足関節を仕掛ける。するとここで今成が三島の顔面にカカト落としを連打! 

しかし残り30秒、三島が膝十字固め。何とか耐えた今成だったが、攻撃に転じることが出来ないまま、試合終了のゴングを聞いた。

判定は2−0で三島!約3年ぶりとなったDEEPで三島が新王者となった。涙の戴冠となった三島は涙声のまま「いつも試合のことだけに集中していて…今日は言葉はありません。引退を考えていて周りがやさしくしてくれて、精神的にしんどかったです。だから早く引退したいです(苦笑)。でもせっかく獲ったベルトなんで、負けるまでは守り続けます。僕が早く引退できるように、僕を倒す人、早く出てきてください」と、三島らしい謙虚なマイクアピールでリングを降りた。

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