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【押忍!オカネ塾】明暗が分かれた決算! ダメ会社は無視して好調だった業種に注目!!

塾長:「塾長の大金貯世(おおがねためよ)である!」

塾長:「各社の決算が発表されたが、今回ほど明暗の分かれる決算も珍しいな。ダメな会社は置いておいて、好調だった業種を紹介しよう。今回、最も好調だったのは総合商社各社だぞ」

生徒:「えっ、商社ですか?どうしてなのかな…」

塾長:「その原因ははっきりしている。総合商社が権益を確保している資源の価格が大きく値上がりしているからだ」

生徒:「他社が伸び悩んでいるのに、総合商社が一人勝ちということですかね」

塾長:「たとえば、三井物産(8031)では資源やエネルギーからの収益が70%強を占めているし、三菱商事(8058)でも先行投資をしたものが確実に収益として反映されている。だから、総合商社大手6社は3年連続で最高益を記録している。6社の当期利益を合計すると、4年前は約2200億円だった。今年は何と約7倍の1兆5000億円になった」

塾長:「なかでも総合商社のトップ2社である三菱商事と三井物産は、2009年3月期も利益が伸びるとみられている。それは、資源である原料炭と鉄鉱石の価格が大幅に値上がったことが要因だ」

生徒:「そうなんですか」

塾長:「鉄鉱石については、鉄鋼メーカーとの価格交渉で決まったんだ。三菱商事では主力原料のひとつである原料炭の価格が3倍になっているから、当期利益は25%も増えて5800億円になった。また、集中豪雨にやられたオーストラリアの炭坑が復興すれば、数百億円程度の利益の積み増しも期待できるそうだ。また、三井物産は鉄鉱石の権益を多くもっているが、同社の当期利益は12%も増えて、4600億円になるという」

生徒:「資源高さまさまですね」

塾長:「伊藤忠商事(8001)ではリスクが高いといわれていたアゼルバイジャンの油田に投資したおかげで利益があがっている。こんなに格付け会社のS&P社は、住友商事を除いた大手5社の格付けを引き上げたぞ。何でも資源権益の損益分岐点が低いため、長期的に安定するという判断で格付けが上がったのだ」

生徒:「しかし、商社は資源高で利益が上がったのはいいでしょうが、資源を利用する素材メーカーは経営が大変じゃないですか」

塾長:「そうだ。国内の素材産業は資源が高騰したぶんだけ、コスト削減に苦しんでいる。上がった分をそのまま直接製品に反映するというわけにはいかないからな」

生徒:「それだけに商社への反発もあるんじゃないですか」

塾長:「しかし、大手商社としては資源が低価格のときもあったからな。そのときは商社もかなり苦しんだはずなんだ。だからある大手商社の幹部は『正当な経済行為だ』といっているがね」

生徒:「商社は今後も資源に投資するのでしょうか」

塾長:「そうだ。当期利益が好調なおかげで投資資金にも余裕ができたことから、たとえば、三菱商事は2008年と2009年度の2年間で、過去最大の1兆5千億円ほどを投資資金に考えていて、そのうち8000億円を資源に投じる考えだ。三井物産(8031)三菱商事(8058)伊藤忠商事(8001)など各商社に注目だ。ただし、投資にはリスクがあり、自己責任で行うように」

生徒:「オス!」


〜〜〜まとめ〜〜〜
資源高で総合商社の決算が好調だ。今後も中国やインド、ドバイなどの国々で建設ラッシュが続くことや、サブプライムローン問題後に株式投資から離れた投機マネーの流入などで資源価格は上昇すると予想される。よって資源の権益を持つ三井物産(8031)三菱商事(8058)伊藤忠商事(8001)など各商社に注目したい!

*紹介する金融商品への投資にはリスクが伴います。各商品のお問い合わせは、取り扱い会社までお願いします。投資は自己責任で。(この塾と登場人物は架空です)

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