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北朝鮮親善ツアー、「訪朝の成果は『出会い』」と永久睦子団長=ツアー参加者の訪朝報告で(下)

北朝鮮親善ツアー、「訪朝の成果は『出会い』」と永久睦子団長=ツアー参加者の訪朝報告で(下)
野々山氏は、「取材では、平壌市民の方々から、直接、いろいろなことを聞きたかったです。宿泊していたホテルの前に、売店のようなところがあり、ホテルの窓から、市民の方々が、フランクフルトなどを買っている姿が見えたのですが、「平壌の市民の方々は、何を考えているのか」「日本のことをどう思っているのか」「普段、どんな日常を送っているのか」など、聞いてみたいと思いました。」と話した。写真は、ホテル前のフランクフルトなどが売られている売店。(撮影:渡辺直子、7日) 写真一覧(4件)
【PJ 2008年05月19日】− (上)からのつづき。
野々山拓也氏(株式会社ビデオユニテ)
 「13名のメンバーのうち、最年少の25歳の野々山と申します。出発前に、日本の経済制裁の延長が決まり、厳しい取材になるとは、出発前から朴国際部長から聞かされていましたが、実際に現地に行くと、想像よりも厳しいものでした」

 「個人としては、日本で報じられている北朝鮮の様子から、行くこと自体に不安がありました。両親とは離れて暮らしているのですが、両親には、海外に行ってくるとだけいい、北朝鮮に行ってくるとは言いませんでした」

 「平壌まで、長いなと思いました。大連、瀋陽と飛行機を乗り継いでいきましたが、遠かったです」

 「夕方に現地に着き、バスで平壌市街地に向かいました。緑が多いなと感じました。市街地に近づいてくるにつれ、ちょうど、仕事が終わる時間だったので、活気があって、歩いている人たちが背筋をピンと伸ばしている人が多いと思いました」

 「わたしは、今回が初めての訪朝でしたが、他のメンバー3人は、2年前にも訪朝させていただきました。他のメンバーは、自動車、自転車が2年前よりも増えているという印象を受けたそうです」

 「地下鉄で『栄光駅』から『凱旋駅』まで、5区間乗せていただきました。わたしたちが乗ったのは、お昼ごろでしたが、地下鉄の栄光駅は、ラッシュで、車内は大阪の御堂筋線並みに混んでいました」

 「地下鉄は、電力不足のせいか、車両についている電燈の電気が全部ついていない状態でした。ホテルの廊下などフロアは、電力不足のせいか、電気はついていませんでした」

 「厳しい情勢の中での取材という中で、なかなか取材は難しいということが、非常に多かったです。北朝鮮側が、日本のマスコミを受け入れない現状の中、唯一、毎日放送がこのタイミングで訪朝させていただけたことに感謝申し上げたいです」

 「取材では、平壌市民の方々から、直接、いろいろなことを聞きたかったです。宿泊していたホテルの前に、売店のようなところがあり、ホテルの窓から、市民の方々が、フランクフルトなどを買っている姿が見えたのですが、平壌の市民の方々は、何を考えているのか、日本のことをどう思っているのか、普段、どんな日常を送っているのかなど、聞いてみたいと思いました」

 「2日目に、板門店、開城の方にバスで行きました。農村部でいくつかの集落を見ました。川で洗濯をされている方が多くいました。痩せた牛の姿も見ました。昭和の日本というイメージを持ちました」

 「今回、取材して撮ってきたものが、すべてだと思っています。毎日放送は、今、撮ってきたものをまとめる作業に取り掛かっており、早ければ5月下旬から3回くらいに分けて、『ちちんぷいぷい』(毎日放送の昼の情報番組)で、放送させていただきたいと思っております」

西山直洋氏(全日建連帯労組 近畿地方本部)
 「わたしは、南の方には何回も行っています。日本の歪曲(わいきょく)した報道が事実なのかどうか、自分で実際に足を踏み入れて、見たり聞いたりしてみたいと思いました。向こうでは、対文協の方々と話をする場があり、対文協の方々の話には、言葉の一つ一つに、説得力があると思いました。それに引き換え、日本人の考え方は、間違った報道ゆえに、まずしいかなと思いました」

 「日ごろ、組合の中で、いろいろ勉強会などをしていますが、何事においても、物の本質を見極める力をつけないといけないと思っています。対文協の方々の話は、自分とこの組合の運動と比較しながら、聞いていました」

 「共和国は悪いというイメージがあるので、行く前に、知人らから『行ったら、監視だらけで何もできないよ』とか言われました。現地では、軍に対する撮影が禁止されたくらいで、他には何もなかったと思います」

 「一番すごいなと思ったことは、空気がきれいだと思ったことです。今回、本当に訪朝できてよかったと思っています」

川元秋男氏(全港湾建設支部、フジタ大阪支店)
 「わたしは、今回、初めて参加しました。町の中にごみがない。電柱がないので、町がきれいにみえる。平壌の町の印象です。信号がなかったので、『なぜ、信号がないのか』と聞いたら、『信号は合理的ではない』ということでした。日本で写真では見たことがあったのですが、交差点の中央に立ち、信号の役目をしている女性の警官を、バスで移動中に、何度も見かけました」

 「出発前には、女房と子供から帰って来られないかもしれないと言われながら、出発の前夜、壮行会をしてくれました。わたしは、韓国にはよく行くのですが、韓国に行って帰ってきたときには、にんにくの臭(にお)いがするので、2〜3日、家で隔離されてしまいます。今回は、にんにくの臭いはしなかったようです。時間があれば、また、行きたいと思っています」

 永久団長は、4名の報告が終わった後に、このたびの訪朝団の訪朝について、「報告集」を作成する予定ですと話した。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【 兵庫県 】
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