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その犬、“放し飼い”でホントに大丈夫?

その犬、“放し飼い”でホントに大丈夫?
5月14日井の頭公園内のグラウンドで(撮影:工藤和江) 写真一覧(3件)
【PJ 2008年05月19日】− 最近は愛犬、愛猫ブームのせいか、街を歩いているとペットと一緒の人を多く見かける。一般には犬や猫をペットとして飼っている人が多いと思うが、中には蛇やトカゲなどを飼っている人もいると聞く。

 5月14日、午前中は雨模様で各家庭のペットたちもストレスをためていたのか、昼ごろから雨がやむと、一斉に戸外へ繰り出した。筆者もぶらりと出掛けたのは、武蔵野市の井の頭公園から「三鷹の森ジブリ美術館」方面へ行く途中にある、大きなグラウンド。ここは広い敷地に芝生が植えられており、入場無料のため近くの住民たちは犬を連れての散歩やジョギングなどで楽しんでいる。雨の後でもあり、たくさんの愛犬家が犬をつれてきていた。それぞれ自分の犬を“走らせたり”、“芸をさせたり”と、思い思いに午後のひと時を過ごしていた。いつもの仲間をみつけると、“愛犬家談義”に花が咲く。広いグラウンドで開放感があるためか、“リード”をはずされている犬も多い。

 筆者は写真をとるために、グラウンドの中にはいっていったが、犬たちはひとなつこくすぐ側に寄ってくる。「可愛いワンちゃんですね」とひとことかけると、飼い主は大喜びし、「写真とってもいいですか?」と聞くと、すすんで飼い犬にポーズをとらせる。

 筆者は以前、犬を飼った経験があるのでよほど大きい犬でなければ側に寄られても“怖い”とは感じない。だが、中には犬が寄ってくると逃げるほど怖がっている人もいる。私の知人のFさんは、子供の時に野良犬に追いかけられたことがあり、それが“トラウマ”となって、大人になってもいまだにその“恐怖感”が忘れられないという。
「東京都動物の愛護及び管理に関する条例」を見ると、「第2章 動物の適正な飼養等」に(大の飼い主の遵守事項)として、
第9条 犬の飼い主は、次の各号に掲げる前項を遵守しなければならない。
一 大を逸走させないため、犬をさく、おりその他の囲いの中で飼養し、又は人の生命若しくは身体に危害を加えるおそれのない場所において、固定した物に綱若しくは鎖で碓実につないで飼養すること。ただし、次のイからニまでのいずれかに該当する場合は、この限りでない。
 イ 警察犬、盲導犬等をその目的のために使用する場合
 ロ 犬を制御できる者が、人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない場所並びに方法で犬を訓練する場合
 ハ 犬を制御できる者が、犬を綱、鎖等で確実に保持して、移動させ、又は運動させる場合
 ニ その他逸走又は人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない場合で、規則で定めるとき。
二 犬をその種類、健康状態等に応じて、適正に運動させること。
三 犬を飼養している旨の標識を、施設等のある土地又は建物の出入口付近の外部から見やすい箇所に掲示しておくこと。
とある。

 内容を読んでわかるように、「イ、ロ、ニ」は、かろうじて“放し飼い”が許可されているようだが、それ以外では決して綱をはずして遊ばせてよい、という事項はない。
飼い主からみると、「こんな広い場所だし、飼い主もついている。まして“うちの子”が人さまをかんだりするわけがない」という気持ちなのだろうが、前述したように中には犬がそばに寄ってくるだけでも怖い人がいるのだから、“放し飼い”には注意が必要だ。

 愛犬に思う存分運動をさせたい飼い主の気持ちもわからぬではないが、まわりに他の人がいない状態でさせるべきと思った。まして5月14日のグラウンド内には“子供づれ”もいたので、“放し飼い”は控えるべきであろう。が、犬を連れた人のほうが多い状況では、なかなか注意できない。“放し飼い禁止”の立て看板もなんのその、平気で犬を走らせている人のマナーを疑ってしまった。 【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 和江【 東京都 】
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その犬、“放し飼い”でホントに大丈夫?
“犬放し飼い禁止”の立て看板(撮影:工藤和江)
その犬、“放し飼い”でホントに大丈夫?
放し飼いされて開放感を味わっている?(撮影:工藤和江)
  
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