女子テニスの日本の第一人者だった伊達公子さん(37)が12年ぶり現役復帰を表明したのが4月7日のことだった。岐阜、福岡、久留米と参戦して今も第一人者であることを証明した彼女が、3試合の感想を5月17日のブログで語った。

女子テニス界復帰後の活躍で今話題の人、伊達公子さんは1994年に日本選手として初めて世界ランキングトップ10に入った。95年にはランク4位までいっている。全仏ウインブルドンではベスト4に進むなどの実績を残して96年に引退。2001年に結婚してクルム伊達公子と名乗る。引退後もテニスの普及に努め、テニスと離れる事はなかった彼女が2008年4月7日に記者会見して12年ぶり、37歳での現役復帰を発表したのだ。

発表の中で「若い選手たちにも刺激になればいい」と語っていた彼女が、どの程度通用するか”いいゲームはするだろうが、勝つのは厳しいだろう”とみる者も少なくなかった。

一気に伊達公子旋風が加速したのは復帰戦、カンガルーカップ国際女子オープン(岐阜長良川テニスプラザ)で4月27日にシングルス予選で初戦を飾った時からだ。シングルスはタマリネ・タナスガーン(タイ)に決勝で敗れ準優勝に終わったものの、ダブルスではなんとニコル・タイセン(オランダ)メラニー・サウス(英国)組を破り優勝したから凄い。

現役の若手選手相手に世界ランカーだったとはいえ、12年ブランクがある、37歳の彼女が勝ったのである。

この頃の日々熱くなる人気が彼女のブログにも反映されていておもしろい。
ブログを運営するサイバーエージェント(東京都)によると、復帰前まで1日平均約2万件のアクセス数が、復帰会見の4月7日に5倍の10万件に。カンガルーカップ国際オープン(岐阜市)シングルスで準優勝、ダブルスで優勝した翌日(5月5日)は約20万件に跳ね上がったというのだ。

その後は
福岡国際女子テニス2008
2008年05月09日(金) 博多の森テニス競技場
シングルス本戦準々決勝
クルム伊達公子(フリー) 0-2 中村藍子選手 (ニッケ)
第1セット 2-6 第2セット 2-6


久留米市ベストアメニティカップ
2008年05月16日(金) 新宝満川地区テニスコート
シングルス本戦準々決勝
クルム伊達公子(フリー) 0-2 米村知子選手 (Asia Partnership Fund)

2008年05月17日(土) 新宝満川地区テニスコート

ダブルス本戦準決勝
クルム伊達公子(フリー)
高岸知代選手(ダンロップ)

1−2 (第1セット 6-3 第2セット 1-6 第3セット 13-15)

瀬間 詠里花選手 (ピーチ・ジョン)
瀬間 友里加選手 (ピーチ・ジョン)

という結果になっている。

最終日5月17日のブログで彼女は3試合を終えた感想を語っている。
以下ブログの内容より

・・・・・・
これで3週間続いた試合も一段落。
岐阜から始まり、福岡、久留米と3試合通して
振り返ると大満足の時間でした。

試合後は、大会で行っていたテニスクリニック&キッズテニスに
ほんの少しですが合流。
テニスを楽しんでいる人たちの時間も持てました。

いつかこのキッズの中から
この「ベストアメニティカップ」に出場することを夢見る子供が
プレイヤーとして出場する日がくるといいのに....ね。

・・・・・

ベストアメニティカップ久留米はかつてない盛り上がりをみせ、会場には連日1000人以上が詰め掛け、大会実行委員会では問い合わせの電話が鳴りつづけた。スタッフは臨時駐車場を準備したりとうれしい悲鳴をあげていた。
「コートにいなくても汗をかきます。こんなことは大会史上初めて」とスタッフの四方さんは話す。
詰め掛けた観客にはテニスファンだけでなく、ベビーカーを押したり、小さな子どもの手を引いた伊達選手と同年代くらいの若いお母さんの姿が多くみかけられた。