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被災地に今最も必要な物〜ミャンマーと四川

現在、チベット問題やオリンピック問題で話題が集中している中国。そんな中、3日前には四川省においてM7.9規模の大地震が発生した。現在も2万人以上が生き埋めになっていると言われており、死者は1万1千人を越え、最終的には5万人をも上回ると予想されている状況だ。数週間前に起こったミャンマーのサイクロンでも深刻な被害が出ており、この二カ国へと世界中が国際支援に向けて動いている。

日本政府は四川大地震に対し、最も震源に近く現在も救出作業の難航しているブンセン市に人的支援を行うことを決めた。そこで生かされるのが、日本でも近年で一番被害の大きかったとされる阪神淡路大震災での教訓であろう。あの大震災から学んだことは、日本をはじめ世界で今また見直されている。その教訓は、きっと多くの成果をもたらしてくれるに違いない。

実を言うと、私は、その阪神淡路大震災の被災者である。震源地からもそう遠くない場所に住んでいたが、幸いにも断水と電気・ガスの遮断のみに被害はとどまり、それも数日で復旧した。

しかし、毎日ニュースで多数流れる亡くなられた方々の名前、そして赤々と燃え続ける長田方面の空――今でも思い出すと震えが襲ってくるほど、強烈に脳裏に焼きついている。街中が静まり返り、またいつやってくるかもわからない余震に怯えながら過ごした毎日、そんな中で最も大事だと痛感したのは、「誰かが助けに来てくれている」という安心感である。

ラジオやテレビのニュースから伝わる、「○○県からの団体が…」「救援物資をもって…」「炊き出しに…」という、全国から救援活動が行われている報道。私の住んでいたところは、被害が少なかったために直接救援を受ける機会はなかったが、それでも次々と日本中から、そして世界中から寄せられる物資や人的支援、励ましの言葉が本当に心に染みた。被害が深刻だった地域にできることはないか、と、こちらも考えさせられた。このことは私だけにとどまらず、多くの被災者に共通であったことだ。

ところが、ミャンマーのサイクロンの状況を考えてみよう。

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(記者:蒼)


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