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女性の感性を満載した‘地域女性&企業の交流型カフェ’「HerstoryHouse」

 「いい村は女が元気だと聞いています」とは、スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』で主人公アシタカが語った言葉だ。

 女性の強さを語るこの種の言葉は枚挙にいとまない。

 平塚らいてうの「原始、女性は太陽であった」とか、戦後ストキングや靴下の耐久性が増したことと女性の社会的地位が上がったことを掛けた「戦後強くなったのは、女性と靴下」とか、「母は強し」とか……。

 どこぞの育児書で「お母さんは家庭のプロデューサー」という言葉を読んだこともある。女性とは、場の空気を作るうえにおいてイニシアティブを持つ存在でもある。
 そんな女性たちが雑談に興じる姿は、その場が湧きたつような明るさを振りまいて頼もしい。


  しかも、長い。


 よくもまぁ、あれだけ話が続くもんだと感心するが、その内容がまた、物凄くとりとめがない。まとまりがないと言えばないんだが、話がとどまるところなく展開するのは、女性が物事に敏感で、興味の範囲が広いからだろう。

 つまりは、物事を受信・発信する感性が鋭いのだ。

 そんな女性たちの受発信機能を活かした『地域循環型コミュニティビジネス』が登場した。


 10万人の女性会員を束ねてマーケティングとコンサルティングを手掛けるハー・ストーリィが、同社の社屋1階に開店したカフェ「HerstoryHouse(ハー・ストーリィハウス)」である。

 シェフやフロアスタッフが全員女性のこのカフェは、女性同士の交流を深めるスペースとしての機能も兼ね備えており、女性にとってプラスになる情報を収集できるようになっている。

 たとえば、店内の内装や什器、食材はすべて女性に勧めることができる製品だけを採用し、カフェでお茶や食事をすることが、すなわち実物を見たり、使い心地を試したりすることにつながるようになっている。また、カトラリーや調味料の一部を店内の物販スペースで販売し、使い心地を気に入った製品を即ゲットすることもできる。

 採用製品は、カトラリーがレーベン社、ガスコンロが広島ガス、什器がマージナル、カフェ内の観葉植物は我楽庭など、同カフェのコンセプト「暮らしにプラス・私にプラス」に合うものばかりをそろえた。

 同カフェで行う交流会やレッスンを定期的に企画・実施するほか、アンケートやモニターを基にカフェで提供するメニューを開発するなど、会員女性の感性を盛り込んだ店舗展開を予定している。

 女性の口コミと鋭い感性の集大成となりそうな予感がするこの店舗。商品開発担当の皆様にも参考となるエッセンス満載となる可能性を秘めているのではないだろうか。

参照:http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=24727

(編集部 須田翠)
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