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内定11社から1社に絞った勘所は「働いている社員に直接会って決める」

内定11社から1社に絞った勘所は「働いている社員に直接会って決める」
新日鉄ソリューションズ社内資料より。年功序列で「定額給」が確実に上がり続け、下がるのは52歳から。詳しくは本文中の「人事・給与関係規定集」(計10頁,PDF)参照。
 私は都内私大を卒業して新卒で富士通に入社した30代後半の者です。都合3回の転職活動を経て、現在勤務している会社を合わせて合計4社に在籍したことになります。3回目の転職では31社のエージェント・ヘッドハンティング会社をフルに使い、約300社に応募、11社から内定を受け、その中から今勤務しているIT企業を厳選しました。仕事には満足し、日々充実しています。後悔せず納得できる転職活動について、私の経験を元にお伝えしたいと思います。(人材紹介会社31社を5段階評価した一覧表付き)

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【Digest】
◇大企業で見た「露骨な」社内の派閥抗争
◇「鉄より硬いプライド!」新日鉄カルチャー
◇まるで「プロ野球の外人選手」のような扱い
◇新日鉄Sの特異な組織体
◇入社前の想像と入社後の現実とのギャップ
◇「朝令朝改」で社員を振り回すベンチャー
◇「話が違う」とエージェントにクレーム
◇10社のオファーを断る
◇「現場の社員の方に会わせて」

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◇大企業で見た「露骨な」社内の派閥抗争
 私が就活をスタートしたのは「就職氷河期」が流行語大賞をとった94年。ちょうど“氷河期世代”の走りで、富士通もスポーツ推薦など一部例外を除き新規採用を凍結していました。私が入社したのは新規採用を再開した95年。全国採用による営業の同期は60人。その後、更なる業績停滞や成果主義の問題などが重なり、今では当時の3分の1も残っていません。
 最初は製造業向けの営業部隊への配属でした。そこで5年ほどキャリアを積んだ頃、社内で派閥争いに巻き込まれました。本部長クラスのグループ同士の争いです。競合他社と重要な案件を争っている最中に、社内で我々と対立していた別のグループが、我々を陥れるために競合他社に対し、裏で提案内容をリークしていたのです。

 事前に手の内を知られていては勝ち目はありません。競合他社は、リークされた我々の提案内容に更にプラスαを加えた我々を上回る内容で提案し、その結果、我々は契約を締結することができませんでした。


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