同人イベントでサークルさんへの差し入れを手にやってくる一般参加者。
応援の言葉と共に人様から贈り物を頂けば悪い気がしない、それが人として自然な心だろう。
だが、その中身を確認した受け取り手の表情に浮かぶのはなぜか迷惑やら困惑の色…なんてことがあるのは、差し入れという行為自体に問題があるからではない。問題となるのは中身、つまり品物だ。

同人イベントにおける今回の考察は「差し入れ」についてだ。
自分の萌えツボを突く同人誌を描くサークルと、その書き手のサイトに足繁く通う熱烈なファン。
サークル参加者(書き手)はそういった買い手から差し入れをもらうことが多々あり、本を買うのと一緒に包みを差し入れられることがある。
だが、この差し入れもチョイスを間違えると相手側の印象が悪くなってしまう。

差し入れをする側には何が求められるのだろうか。
それは「季節と相手の好みと状況を考えること」ではないかというのが自分の考えだ。
ただでさえイベントの日は荷物が嵩張るのだからそんな日に場所を取るもの、重量のあるものはNG。
イベント後に在庫を自宅に送り返すなどの用途で宅急便を使う人ならともなく、それ以外の人にとっては持ち運びに困る「荷物」になってしまい、折角の差し入れも「邪魔」になってしまいかねないのである。

あと要注意なのが「生もの」だ。
特に夏場に言えることであるのは言うまでもない。
極暑の時期はすぐに食べ物がダメになってしまうので、自宅に帰るまで食せる状態であるという保証はなく、無条件に「人が作ったものは何となく食べたくない」という人もいる。
そうとなると差し入れとしては何が最も好まれるか。
無難なものとして挙げられるのが気温に左右されないお菓子類、入浴剤、実用性のある日用品。
だが、結局のところは受け取る側の好みの問題なので一概に「これがいい」とは言えない。
差し入れ相手のサークルさんがサイトを持っていたらプロフィールなどをチェックしてそこからヒントを得るのもいいかも知れない。
心のこもった贈り物、どうせなら相手に喜ばれるものを選びたいものだ。

(編集部 Elly Koyama)

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