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電子マネーnanaco、イトーヨーカドー」全店に導入拡大 ライバルのイオン意識し、サービス拡充急ぐ

 セブン&アイ・ホールディングスが運営する流通系初の電子マネー「nanaco」が13日からイトーヨーカドー全店に導入拡大する。

 現金の代わりにICカードや携帯電話を読み取り機にかざして決済する電子マネー。鉄道系の「Suica」や「PASMO」、コンビニを中心に利用が広まっているEdyなどが有名だが、流通系ではイトーヨーカ堂、セブン-イレブン・ジャパンを展開するセブン&アイ・ホールディングスが「nanaco」(ナナコ)を、そしてライバルのイオングループによる「WAON」(ワオン)がサービス拡充すべく、しのぎを削っている。

 そのような中、セブン&アイ・ホールディングスは、5月13日より、北海道・東北・甲信越・中京・関西・中国の総合スーパー「イトーヨーカドー」60店舗で「nanaco」のサービスを開始する。顧客は店内での支払い・残高確認・カードの発行等が可能になる。またこれにより、セブン&アイ・ホールディングスはイトーヨーカ堂175店の全店で電子マネーサービスが整う。

 流通業界で首位を争う2社は、電子マネー業界でもライバル関係にある。苛烈な競争で勝ち残るためには、利用者に頻繁に使われるようにサービスを展開しなければならない。nanacoとWAONはともに2007年4月にサービスを開始させ、セブン&アイ・ホールディングスはセブンイレブン全店(約1万2000店)やデニーズ、イトーヨーカ堂などで利用でき、イオンはジャスコやマックスバリューなどを中心にサービスを広げている。それぞれ2007年10月の時点でnanacoは約560万枚、WAONは約380万枚発行しており、「流通業界最強の電子マネー」の座をかけて競争を続けている。

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MoneyZine編集部[著]

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