[アイコンの整列]→[等間隔に整列]を選択

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いつも使うアプリケーションのショートカット・アイコンやフォルダ・アイコン、各ファイルで作成したデータファイルのアイコンなどをデスクトップに置いておくと、すぐにアプリケーションやフォルダを開けるので何かと便利だ。ところが、これらのアイコンをバラバラに配置していると、数が増えたときに画面がとても見にくくなってしまう。

そういう場合にマスターしておきたいテクニックがアイコンの整理術だ。等間隔にキレイに配置したり、種類や名前などで配置順を並べ替えたりすることで、見やすく整列できる。
また、フォルダ内のアイコンを整理したい場合は、分類として選択した項目をさらにグループ分けして表示し細かく整理することができて、より見やすい状態にできる。

今回は、アイコンを整列する方法を紹介しよう。


■知っ得 No.0048 アイコンを使いやすく綺麗に整理
デスクトップやフォルダの中にあるアイコンが増えてくると、等間隔に並べたり整列する順番を整えて並べ替たりなど、いつ見ても分かりやすいようにキレイに整理整頓しておきたいと思ったことはないだろうか。

こんなときWindows XPでは、いろいろなアイコンの整列方法がある。現状のアイコンの配置を等間隔に並べたり、常に自動的に詰めて整列させたりする方法がある。また、並ぶ順番も、[名前][サイズ][種類][更新日時]から選んで順番を並べ替えることも可能だ。

●デスクトップのアイコンを等間隔に配置する
不規則にばらばらに配置されているアイコンを等間隔で配置すると、縦横をきっちり等分してマス目に分けたような配置(実際にマス目は見えない)で、等間隔な配置なるようにアイコンの位置が修正される。

デスクトップ上の何もないところで右クリックし、[アイコンの整列]→[等間隔に整列]を選択する(画面1)。不規則だったアイコンの配置が等間隔の配置に修正される(画面2)。
画面1[アイコンの整列]→[等間隔に整列]を選択画面2 アイコンの配置が等間隔の配置に修正される
画面1[アイコンの整列]→[等間隔に整列]を選択画面2 アイコンの配置が等間隔の配置に修正される


●アイコンを自動的に整列させる
アイコンとアイコンの間が空いていると、あまりキレイな配置には見えない。このような場合にアイコンを自動整列させる設定にしておくと、アイコンとアイコンの間にあるアイコンを削除したときに、自動的に詰めて配置されるほか、新たに追加したアイコンも自動的に整列して配置してくれる。

デスクトップ上の何もないところで右クリックし、[アイコンの整列]→[アイコンの自動整列]を選択する(画面3)。デスクトップの左上を起点に縦に詰める形で整列される(画面4)。
画面3 [アイコンの整列]→[アイコンの自動整列]を選択画面4 デスクトップの左上を起点に縦に詰める形で整列
画面3 [アイコンの整列]→[アイコンの自動整列]を選択画面4 デスクトップの左上を起点に縦に詰める形で整列


●アイコンを目的別に並べ替える
アイコンを目的別に並べることもできる。アイコンの名前を基準に並べ替える[名前]、データのサイズ順に並べ替える[サイズ]、フォルダのアイコンやデータファイルのアイコンなどの種類ごとら並べ替える[種類]、作成または更新された日時別に並べ替える[更新日時]、いろいろな種類のアイコンがあり、データの容量や作成した日時の4種類の並べ替えができる。

一例として[種類]で並べ替える手順を紹介しよう

デスクトップ上の何もないところで右クリックし、[アイコンの整列]→[種類]を選択する(画面5)。アイコンの種類ごとにまとまって整列される(画面6)。
画面5[アイコンの整列]→[種類]を選択画面6 アイコンの種類ごとにまとまって整列
画面5[アイコンの整列]→[種類]を選択画面6 アイコンの種類ごとにまとまって整列


●フォルダの中のアイコンをグループ分けする
フォルダの中のアイコンは、グループに分けて表示することができる。

例えば、グループ分けして[種類]を選択すると種類ごとに見出しで区切って表示できる。アイコンを仕分けて見やすくできるので、数が多いときにはグループ分けして表示してみるとよいだろう。

フォルダ内の何もないところで右クリックし、[アイコンの整列]→[グループで表示]を選択する(画面7)。
画面7[アイコンの整列]→[グループで表示]を選択
画面7[アイコンの整列]→[グループで表示]を選択

[種類]でグループ分けを行ってみる。フォルダ内の何もないところで右クリックし、[アイコンの整列]→[種類]を選択する(画面8)。種類ごとに見出しで区切られた状態で表示される(画面9)。
画面8[アイコンの整列]→[種類]を選択画面9 種類ごとに見出しで区切られた状態で表示
画面8[アイコンの整列]→[種類]を選択画面9 種類ごとに見出しで区切られた状態で表示

[アイコンの自動整列]や[等間隔に整列]は、選択することでオン/オフを切り替えることができる。オンの時はメニューの選択項目の左横にチェックマークが入った状態になる。オンにしておけば常に整列した状態になるので便利だ。


デスクトップやフォルダの中がいつも乱雑だと、目的のファイルを探すのに苦労する。日頃からアイコンを常に整理しておくと、目的のアイコンを見つけやすく仕事もはかどるだろう。


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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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