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OKI、顔検出エンジンの一部をLSI化〜処理能力の低い組込機器でも高速実現

OKI、顔検出エンジンの一部をLSI化〜処理能力の低い組込機器でも高速実現
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 沖電気工業(OKI)は12日に、「顔画像処理ハードウェアIP」(部分的な回路情報)の販売を開始した。

 顔画像処理ミドルウェア「FSE(Face Sensing Engine)」の顔検出機能のCPU処理量が多い部分を、ハードウェアロジックで実現しLSIなどに実装する。本製品を使用することで、CPUの処理能力が高くない組込機器でも、30fpsという高速での顔検出を実現することができるとのこと。また、ロジックゲートサイズ300Kゲート未満というコンパクトなものであるため、LSI部分のコストも低く抑えることが可能という。

 顔画像処理ミドルウェア「FSE」は携帯電話市場やデジタルカメラ市場で利用されており、2006年11月から販売している「FSE Ver.3」では、画像から複数の人の顔を検出し、個人を識別する機能を提供中で、デジタルカメラの顔検出オートフォーカス機能などで採用されている。その実現には、高い処理能力のあるCPUが必要だが、CPUの処理能力を高めると、バッテリでの使用時間が短くなるという問題があった。

 OKIは、「顔画像処理ハードウェアIP」の販売により、すでに顔検出機能を搭載している中上位機種のデジタルカメラへの採用拡大に加え、CPU処理能力の制約から従来「FSE」を搭載できなかった比較的低価格なデジタルカメラやカメラ付き携帯電話など、さまざまな組込機器への採用拡大を目指していくとしている。なお、本製品のソフトウェアインターフェイスは「FSE Ver.3」と共通になっており、アプリケーション部分を変更することなく、本製品への置き換えが可能となる。今後2年間で2,000万ライセンスの販売を目標とするとのこと。

 本製品は、東京ビックサイトで開催される「第11回組込みシステム開発技術展」(5月14日〜16日)でOKIネットワークLSIの展示ブース(ブースNo.東49-23)に出展される予定。

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