11日に行われたポルトガルリーグ最終戦で、ベンフィカの元ポルトガル代表司令塔ルイ・コスタ(36歳)が現役を引退した。
 ルイ・コスタはリスボンのエスタディオ・ダ・ルスに詰めかけた5万人の観衆に向かって、「ファンを前に、誇らしい気持ちで引退できる。今のぼくはしあわせだ。引退するにあたったては、様々な感情がわき上がるし、悲しみもある。だがぼくは自分のキャリアを誇りに思う」と話した。
 試合はベンフィカがヴィトリア・セトゥバルを3−0で下し、4位でシーズンを終えた。

 EURO2004 終了後に引退したポルトガル代表では94試合出場で26得点したルイ・コスタは、12シーズンをイタリアで過ごし、昨季、古巣のベンフィカに戻ってきていた。イタリアでは1994年から2001年までフィオレンティーナでプレーし、コッパ・イタリア優勝2回。その後ミランの5シーズンでは、セリエA優勝1回、CL優勝1回を経験した。

マヌエル・ルイ・コスタマヌエル・ルイ・コスタ(Manuel Rui Costa)


生年月日:1972/03/29
所属   :ベンフィカ
国籍   :ポルトガル
ポジション:MF