新聞の一斉「休刊日」は必要37%、不必要63%
 livedoor ニュースでは、「新聞の一斉「休刊日」必要だと思いますか?」というテーマで世論調査を行いました。

 37%の人が必要、63%の人が不必要という結果となりました。

新聞の一斉「休刊日」 : 今回の調査の背景

 ゴールデンウィーク明けの5月7日は五大紙(朝日、讀賣、毎日、産経、日経)をはじめとする、一般新聞の休刊日でした。
 新聞休刊日は、新聞販売店の慰労・休暇を目的に、新聞の発行を行わないと日本新聞協会が定めている日です。
 この制度は、いずれかの新聞が抜け駆け発行すると他社も追随せざるを得なくなり、複数の新聞を扱う販売店の休みが無くなってしまう状況を防ぐためといわれています。
 販売店の雇用や就労の問題のためとはいえ、特定の日に業種全体が休みになるのは、理容組合に加入している床屋の例など、他にあまり事例がないため、奇妙に思う人も多く、とくに報道機関である新聞が歩調を合わせて一斉に休刊することについては異論も多いようです。

コメントでの意見
投票された人の意見をみてみましょう。
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新聞の一斉「休刊日」は不必要という人の意見
 まずは63%を占めた新聞の一斉「休刊日」は必要でないという人の意見をみてみましょう。
「夕刊の必要性をあまり感じません。」、「カルテルっぽいよな」、「抜け駆けも何も・・・各社に不公平がないことよりも、有益な情報を素早く大衆に伝えることのほうが100万倍重要だろうに」、「ネットや携帯でニュースを読むのが基本の私としては、紙媒体の新聞は無縁なのでどっちでもいい。」、「販売店の苦労はわかるけど読者としては即廃止して欲しい制度ですよ・・・」、「ニュースのネット配信が一斉休止したら困るけど。」といった意見がよせられました。

新聞の一斉「休刊日」は必要という人の意見
 残りの37%を占めた新聞の一斉「休刊日」は必要という人の意見では、「まともな報道記事を書いてくれれば別に休刊日があってもいいと思うが」、「休刊日は必要だけど、各紙違う週にして欲しい。」、「現役の新聞販売店勤務です。毎朝早くから雨の日も風の日も暑い日も正月もGWもなく、頑張って配達をしています。この日がなかったらいつ休めと言うんですかね?」、「大手新聞社は、販売店への「押し紙」をやめて欲しいです。」、「読者としては不便ですが休刊日が設けられても仕方のないことだと感じました。」、「統一してるほうが利用者にとって混乱しなくていいんでない?」「都会だったら人の都合も付くかも知れないが、田舎だとほぼ毎日朝から配達お疲れ様です、とねぎらう気持ちが必要。」といった意見がよせられました。

総括 : インターネットなどに押されぎみで…
 今回投稿された結果をみると新聞の一斉「休刊日」は必要ないという人が過半数を超えました。

 「新聞配達員の苦労を知らない」という声もあった一方で、インターネットのニュースは24時間365日いつでも読むことができるのだから新聞の一斉休刊日の必要性は感じないと言う意見、更に新聞という媒体自体が既に古いのではないでしょうか? など様々な視点からの意見がよせられました。

 確かに最近は若い世代を中心に新聞を読まない人が増加傾向にあると言われています。新聞離れを改善するためにも一斉「休刊日」への何らかの対応は必要ではないかと思われます。

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