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暴落後、市場に変化が生じる 高付加価値を生む日本企業にチャンス到来
市場は大きく下落した後、以前とは大きく姿を変えることがある。ならばサブプライム問題後の市場はどう変化していくだろうか。今後は大量生産・消費から少量生産・消費へと世界が目指す経済が変化していくのではないだろうか。(バックナンバーはこちら)
■大から少の時代へ
当たり前の話だがすべての価格変動の背景には変化がある。変化が無ければ諸物価をはじめ金利も株価も為替も動く理由がない。
その変化を見極めるのが勝利への秘訣なのだが、厄介なことに変化には目に見える変化と見えない変化がある。いまの流行語にKYがあるが、このKYこそがカギとも言えるだろう。
人間にはとかく保守的なところがあり、そのため変化への対応が遅れがちとなるきらいがある、つまり「そんなはずはない」とか「俺が悪いのではない、世間が悪いのだ」といった考え方であり、そう考えるほうが深く考えなくてもすむし楽でもある。
また一方で臆病な面もあり、せっかく変化に気ずいていても、その変化に賭ける勇気に欠けることも多い。
高値で売りそこ損ねたり、安値で買いそびれたりするのもその性の為せる術なのである、また現状がよければいいなりに、悪ければ悪いなりに、なぜかいつの間にかその状態がいつまでも続くと思い込む習性もある。
こういった人間の心理がそっくり反映されるのが市場であり、だからこそ市場はしばしば社会を映す鏡にたとえられるのである。
このことは逆に考えると、市場は社会の鏡なるがゆえに、価格の変動を通じて何かしらメッセージを送っているとも考えられる。人間の心理を映しているのだから、楽観が過ぎればバブルになるし、逆もまた真となるのも市場なのである。
ハンドワゴン現象とも呼ばれる超楽観の後は、当然のことながらその後始末の場として市場は大きく下に振れる。
そして大きく下に振れた後に展開される姿は、以前とは大きく異なった姿となることも多い。さしずめこれから考えるべきことは、サブプライム問題後の市場が、どう変化していくか。今回の問題をきっかけに世界経済のパラダイムがどう変わっていくかということだろう。(次ページへ続く)
三原 淳雄[著]
■関連記事
暴落後の市場に変化の兆し 日本企業はチャンスの時[2008年05月11日]
いつの世も「歴史は繰り返す」 下落市場の今こそ相場について考えるべきだ[2008年04月28日]
【エンタメ潮流コラム】企業の中期経営計画、どう分析すべきか (後編)[2008年04月21日]
日本はそろそろ悲観論を止めて、先に進むべきではないか [2008年04月08日]
日本はそろそろ悲観論を止めて、先に進むべき時期では[2008年04月08日]
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また一方で臆病な面もあり、せっかく変化に気ずいていても、その変化に賭ける勇気に欠けることも多い。
高値で売りそこ損ねたり、安値で買いそびれたりするのもその性の為せる術なのである、また現状がよければいいなりに、悪ければ悪いなりに、なぜかいつの間にかその状態がいつまでも続くと思い込む習性もある。
こういった人間の心理がそっくり反映されるのが市場であり、だからこそ市場はしばしば社会を映す鏡にたとえられるのである。
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そして大きく下に振れた後に展開される姿は、以前とは大きく異なった姿となることも多い。さしずめこれから考えるべきことは、サブプライム問題後の市場が、どう変化していくか。今回の問題をきっかけに世界経済のパラダイムがどう変わっていくかということだろう。(次ページへ続く)
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