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鳥インフルエンザ:秋には全国で発生も(上)

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鳥インフルエンザ:秋には全国で発生も(上)

 人体に感染する可能性のある「高病原性鳥インフルエンザ」が江原道春川市にまで拡散した。

 農林水産食品部は9日、「江原道春川市史北面のある農家が今月4日に届けを出した鶏とカモの大量死について詳しく調べた結果、高病原性鳥インフルエンザ“H5N1”型であることが分かった」と発表した。先月1日に最初に発生した高病原性鳥インフルエンザが、湖南(全羅道)・京畿道・忠清道・嶺南(慶尚道)・ソウルを経て江原道にまで広まったことになる。

 過去の2回の発生ケースに比べても、はるかに強力とみられる今回の鳥インフルエンザウイルスの拡散は、カモと市場が主な感染経路と推定されている。感染されたカモ鴨と市場という感染経路を遮断できなければ、鳥インフルエンザは今後全国で同時に発生する可能性もささやかれている。

◆カモと市場からの感染を防げなかったことが原因

 今回鳥インフルエンザが発生した件数が多く、また拡散のペースも早いのは、政府による初期の対応に問題があったことが原因だといわれている。ソウル大学獣医学部のキム・ジェホン教授は、「初期段階で“食用のカモ”が鳥インフルエンザに感染したことが明らかになった時点で、全国に広まることはすぐに予見できた」と指摘する。鳥インフルエンザに感染してもすぐには発病しないカモが、流通経路を通じて市場で販売されるようになり、この市場で鳥インフルエンザに弱い鶏などに再び感染し、この鶏が別の地域に流通して鳥インフルエンザをさらに広めてしまったのだ。

 しかし政府による対策は後手に回るばかりだった。鳥インフルエンザの発生から2週間が過ぎてカモが媒介となっている可能性に注目が集まり、1カ月たって市場での消毒作業が始まったが、これは先月湖南地域で鳥インフルエンザに感染したカモがすでに全国に流通した後だった。とりわけ蔚山、慶尚北道永川、大邱市寿城区、ソウル市広津区、江原道春川などは、政府がカモと市場での感染を早期に把握できなかったことが原因となって鳥インフルエンザの感染が広まった地域だ。

クム・ウォンソプ記者



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