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【コラム】NHKマイルC/皐月賞最先着!レッツゴーキリシマの底力に注目!

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【コラム】NHKマイルC/皐月賞最先着!レッツゴーキリシマの底力に注目!
朝日杯FSでは逃げるゴスホークケン(左)に届かず、2着だったレッツゴーキリシマ(右) 豊かな先行力で常に上位に食い込む、この馬の底力に注目! 写真一覧(2)
 あくまでも私の仮説に過ぎないが、皐月賞を終えて現3歳牡馬世代の戦力を分析すると、明らかになったことがある。皐月賞で上位を独占した弥生賞組はやはりレベルが高かったのだろう、ということだ。

 仮に“団体戦”という見方をするならば、弥生賞組に対してスプリングS組は完敗だったといわざるを得ない。そのスプリングSで4着だったアサクサダンディが「メンバー中、最も強い競馬をした」と評されたのがニュージーランドトロフィー。では実際のところ、このレースのレベルはどうだったのか? と勘ぐりたくなる。ディープスカイの鮮やかな切れ味が印象深い毎日杯にしても、メンバー的にはスプリングSと変わらぬ印象。

 弥生賞を上位に取るいっぽうで、2歳時の朝日杯FSも見直さなければならない。3着馬キャプテトゥーレは皐月賞で優勝、そして2着馬レッツゴーキリシマもその皐月賞でゴール前まで見せ場十分に粘りこんでいる。このレースを制し、2歳チャンピオンとなったゴスホークケンのタイムは朝日杯レコードに0秒1差。レースのレベルが高かったことを裏付ける、ひとつの証左といっていいだろう。

 そのゴスホークケンだが、前走は目をつぶれる敗戦ではないか。前走ニュージーランドトロフィーは「やっと速い時計を出し始めたところ。あと1〜2週ほしい」という程度の仕上がりで出走、おまけにスタート後の落鉄ではあの凡走も仕方なしだろう。

 弥生賞2着・皐月賞6着のブラックシェル陣営にとって、彼の体形や血統からしても中2週後に控える日本ダービーは二の次と考えているふしがある。このNHKマイルCが行きがけの駄賃のように思えて、実はここがメイチの可能性は十分だ。

 ただし、狙って面白い馬は他にいる。

 朝日杯FSではゴスホークケンの逃げ切りを許したが、後の皐月賞馬に最後まで抜かせなかったレッツゴーキリシマだ。前走の皐月賞でも、スタートしてからしばらくは引っ掛かり通しながら、ゴール前は粘り腰を見せグイッとひと伸び。ブラックシェルの猛追をハナ差凌ぎ、掲示板を確保している。
 地味な血統と地味な名前(失礼!)で、走っても走っても人気にならないタイプ。ここでのマスコミの扱いも2ケタ人気必至でかなろうかというところだ。

 舞台はごまかしの効かない府中のマイル戦。牡馬クラシック戦線で、王道中の王道ともいえる路線を、大崩れすることなく走り抜いてきた底力の持ち主である。多士済々、華やかで鮮やかな人気馬は揃ったが、彼らをねじ伏せる光景をぜひとも見てみたいものだ。
(佐藤壽恭)

【コラム】NHKマイルC/皐月賞最先着!レッツゴーキリシマの底力に注目!
佐藤壽恭…1馬、競馬エイトでTMとしてのキャリアを積む。その
   
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