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ウィルコム/イー・モバイル、データ通信サービスで競争激化――4月の事業者別契約数

 9日、電気通信事業者協会(TCA)は、2008年4月末現在の携帯電話・PHS事業者別の契約者数を発表した。

 これによると、携帯電話契約の総数は、前月比0.3%増の102,987,200契約だった。内訳は、NTTドコモが96,000純増の53,483,700契約。KDDIが118,700純減の30,220,500契約。ソフトバンクが192,900純増の18,779,100契約、イー・モバイルが92,400純増の503,900契約だった。PHSはウィルコムのみの市場だが、12,600純減の4,602,700契約となった。

 KDDIは、118,700契約ものマイナスになっているが、3月末の時点で残っていたツーカーの契約数234,100がサービス終了に伴い、4月からゼロになったことが純減の要因だ。ツーカー部分を除いたauブランドのみでは115,400契約の純増となっている。KDDIによれば、auブランドの数字そのものや動きとしては悪い要素がないので、純減はツーカーの終了によるものとしている。

 ソフトバンクは相変わらず純増1位を続けているが、市場シェアとしては18.2%となっている。ドコモは今回KDDIがマイナスとなったため、純増数では2位を獲得している。市場シェアは52%だ。

 PHSは現在ウィルコムのみがサービスを提供しているが、4月は純減となってしまった。ウィルコムでは、音声セグメントで「HONYE BEE」など新商品が堅調であるもののデータ通信セグメントにおいて競争が激しくなっているとコメントした。また、今後この傾向は続くと思われるが、「WILLCOM D4」などデータ通信分野での新商品やサービスを投入し巻き返しを図るとしている。

 データ通信市場は、通信方式が異なるが、HSDPAなどの携帯電話のデータ通信が高速化し、イー・モバイルやドコモ他の回線を借り受けるMVNOが台頭してきており、高速データ通信で差別化を図っていたPHSの市場に影響がでたものと思われる。ウィルコムは次世代PHSによる移動体通信サービスも予定しており、LTE、4G、WiMAXと今後加速していくモバイルブロードバンド市場をうかがわせる。

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