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ジョン・レノンの直筆歌詞、今度はどうなる?

競売大手クリスティーズは5月7日、ロンドンで7月10日にオークションにかけられる予定のジョン・レノンの反戦ソング「平和を我等に(Give Peace a Chance)」の直筆歌詞を一般公開した

4月29日にクリスティーズはジョン・レノンの楽曲「平和を我等に(Give Peace A Chance)」の手書きの歌詞が、7月10日の競売で最高で約30万ポンド(約6100万円)の落札額になると予想されていると発表していたが、今回は実物を一般公開したものだ。

この歌詞は1969年。レノンと妻のオノ・ヨーコがモントリオールのザ・クイーン・エリザベスホテルのスイート1742で、平和を求めて8日間をベッドで過ごした反戦運動「ベッドイン」を行った最中に、レノンが作曲したものだ。

その歌詞を手に入れたのは純粋で無欲な少女だった。
当時まだ16歳だったゲイル・レナードさんはホテルの警戒を潜り抜けて、校内誌に掲載するためにレノンにインタビューを依頼した。ジョンの人気を考えても奇跡的な話である。
それから1週間彼女はホテルに滞在し、レノン夫婦と友人になった。その時レノンは手書きの歌詞を渡したという。
7月の競売ではこの時撮った写真も出品される予定だ。

『ギブ・ピース・ア・チャンス』については2005年のインタビューでオノ・ヨーコが語っている。
「私たちが”ギブ・ピース・ア・チャンス”っていう曲を演った時も、『これで来年ぐらい(世界が)変わっちゃうかな』って思ってたりしたんだけど、結局変わらなくて。(世界の)変化はわりとスローな感じなのかなって」
という反戦歌的内容のものなのだ。

実はこの楽曲は過去にも競売にかけられそうになったことがある。
2005年11月17日に「平和を我等に(Give Peace a Chance)」の”歌詞を手書きした封筒 ”が競売にかけられることになったとロンドン競売会社ボスナムが発表していた。当時の報道では
「封筒は縦10センチ、横19センチの白地。レノンさんと妻のオノ・ヨーコさんが、結婚披露宴として『ベッドイン』と名付けた反戦平和を訴えるパフォーマンスを行ったカナダ・モントリオールのホテルのもの。ホテル名が印刷された表には、レノンさんらの名前が、裏側に『revolution』『evolution』など、歌詞の一部が書かれている」
とある。
しかし、事態は急転したのだった。ボスナムは18日に「17日競売にかける予定だった”歌詞を手書きした封筒 ”は競売直前に売買が成立して買い取られた」と発表したのだ。当時は妻オノ・ヨーコが買い取ったのではとの噂がながれた。

そして今回また「平和を我等に(Give Peace a Chance)」の歌詞が競売にかけられようとしている。何者かが直前に買い取るならば、この手書き歌詞にまた伝説が増えるのだが。

(編集部:TAKESHI)
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