元バルセロナコーチで現在はチェルシーのアシスタントを務めるテン・カテが古巣を大批判した。5月7日の”クラシコ”レアルマドリード対バルセロナの試合、英衛星放送局SKYのゲストとして出演したテンカテは試合後に辛らつなコメントを残している。

 「ひどい出来だった。バルサは数年前までそのスタイルで人々を魅了したが、今はその面影はない。名前は挙げないが、4〜5人のバルサの選手はほとんど何もしていなかっただろう?こんなパフォーマンスだったらバルサに未来はない」。

 生放送中のこのコメントにはスタジオも一瞬静まるほど。アナウンサーの「今季は何が問題だったのか?」という問いには「最大の問題はチームをリフレッシュできなかったことにある。今季前に入れ替えるべきだったんだ。今ではスーパースターが溢れ、チーム内にはエゴが蔓延している」と答え、古巣の凋落に失望を隠しきれない様子だった。