故・黒澤明監督の名作を、「日本沈没」の樋口真嗣監督がリメイクした「隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS」。5月7日、東京・有楽町の日本外国特派員協会にて記者会見が行われ、樋口監督と山内章弘プロデューサーが登壇した。

本作は、戦国の乱世を図太くしたたかに生きる武蔵(松本潤)と新八(宮川大輔)が、ひょんなことから陥落した秋月藩の生き残りである雪姫(長澤まさみ)と六郎太(阿部寛)に出会い、莫大な隠し金とともに姫を安全な土地へと脱出させるというストーリー。

黒澤監督のオリジナル作品は、ジョージ・ルーカスに多大な影響を与え、そこから「スター・ウォーズ」が生まれたという逸話も残るほどの傑作だが、樋口監督は「50年も前に、アメリカ映画に負けないものを日本で作っていたということが支えになった」として、「あまりのハードルの高さにプレッシャーを感じたが、同時にやりがいも感じた。大先輩である黒澤監督と同じ苦労をしたのは私だけだと思うと、嬉しく思う」と笑顔でコメントした。

さらに、「ロサンゼルスでプレミア試写会も行ったが、反応が良くて作って良かったと思った。松本くんたちとは武蔵たちのその後について構想を練っているので、あとはプロデューサーにどうぶつけるか。皆さんの後押しで実現に近づけていただければ」と、早くも続編の構想があることを明かし、拍手を浴びていた。

「隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS」は5月10日より全国公開。