地球温暖化の原因は二酸化炭素じゃないとなぜ誰もいわない?
2008年05月07日22時46分 / 提供:都市伝説探偵団
21世紀は環境の世紀といわれ、誰もが環境問題に関心をもって当たり前のように思われている。その最たるものが「地球温暖化」問題だ。洪水や干ばつなどの異常気象、生態系の異常、地球の砂漠化、森林破壊……などなど、今地球が抱えるさまざまな問題の根源は、地球の温暖化が原因だといわれている。だが、最近は「現在の環境対策は、まったくのムダ」と言い切る科学者が出てきているという。果たして真実はどこにあるのだろうか。
私たちはこれまでのマスメディアの報道によって「地球温暖化」の原因は、二酸化炭素つまりCO2にあると考えていた。現に京都議定書に基づき、温暖化の原因である二酸化炭素を減らすために世界が協議、協力している。私たちがエネルギーの節約に取り組み、温暖化を食い止めるため努力をするのは当然のことなのだ。
そうしないと温暖化がどんどん進み、やがて北極の氷が溶けだしシロクマが絶滅する。あるいは南極の氷が溶けて海面が上昇、世界が水没する。また日本が熱帯化することによって、危険な南洋の生物が上陸し、デング熱や黄熱病などの熱帯型伝染病が蔓延する……など、「地球温暖化」の先には、恐ろしい未来が待っているからだ。
地球温暖化がこのまま進行すると南極の氷がすべて溶け、海面が上昇、世界の主要な都市が水没すると言いだしたのは誰か。それは1980年代にさかのぼる。アメリカ・NASAゴダード宇宙飛行センターの科学者ジェームズ・ハンセンが6人の科学者と共著で書いた論文『増大する大気二酸化炭素の気象への影響』を科学雑誌『サイエンス』に投稿したことが発端だった。
この論文の中でハンセンは、21世紀に予想される地球温暖化は南極の氷を溶かし、世界の多くの都市を水没させ、内陸部は砂漠化する恐れがあると述べていた。これをきっかけに地球温暖化は世界各国の主要なテーマとなり、今に至っている。
会社員の久保田孝三さん(38歳)は環境問題には非常に関心があり、温暖化を少しでもくい止められるならと冷蔵庫や洗濯機、掃除機などをより省エネ効果の高いものに買い換えた。エコ意識を持って暮らすことを子ども達にもしっかり教育していくつもりだし、またそういう生き方に誇りを持っている。
「息子はまだ小学生ですから、将来が不安です。石油は枯渇しないのか、食糧問題は解決するのか、なにより地球はこのまま美しい星でいられるのか。僕にできることはたかが知れているけど、ずっとエコライフを実践していくつもりです。多少お金はかかりますが、将来のことを考えれば、苦になりません」。
地球温暖化の原因は二酸化炭素と信じて疑わない久保田さんに、「実はその説に異を唱える科学者もいる」ということを伝えたら、赤くなって反論をしてきた。「それはないでしょう。もはや地球汚染の原因は二酸化炭素、というのは常識なんですから。だってアル・ゴアさんも言っているんですよ。世界的に評価され、ノーベル平和賞を受賞するほどの人の意見が、間違っているはずはないでしょう」。
そう、確かにアメリカのゴア元副大統領の著書「不都合な真実」の出版、映画化は、「地球温暖化」説が普及した大きな理由だろう。だが実は最近、このアル・ゴア氏の著書は「科学的に証明されていないことが多すぎる」という批判があり、イギリスでは学校で「この本を信じないように」と教えていると知ったら、久保田さんはどうするだろうか。
では、「地球温暖化の原因は二酸化炭素説」に真っ向から反対する科学者の意見は、どういうものだろうか。地球温暖化とは一言でいえば、広い意味で地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する現象をいう。ところが地球の平均気温はここ100 年でわずか0.74度しか上昇していないのだ。現在の地球の平均気温約15度はここ100 年で最も高いが、それでも1度にも満たないのだ。
また地球の温度が上がる原因は、二酸化炭素だけではない。ある科学者は地球温暖化の結果、南極の氷がすべて溶けると世界の海面は70mも上昇すると予測した。海面が70mも上昇すれば世界の主要国はほとんどが水没してしまう計算になる。ところが現実には南極の氷は溶けることなく、むしろ増えているという説もある。また仮に極地の氷が溶けたとしても、海水面がそれだけ上昇することはあり得ないと言う科学者も多い。
つまり、氷の塊が入った水がコップの縁までいっぱいになっていたとしても、それが溢れていないのなら、氷が溶けてもやはりコップから水が溢れることはない。実際に実験をしてみるとよくわかるが、水の状態であっても、一部が氷の状態であっても、水面の高さが変わらないというのは、科学で証明されていることなのだ。
日々、マスメディアは温暖化による危険を強調し、企業は一斉に二酸化炭素削減をうたった製品作りに乗り出している。京都議定書に参加しないアメリカの姿勢は世界中から批判され、もはやエコ意識に欠けた人間は犯罪者扱いである。だが実は、「地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない」ということ。そして、現在行われているさまざまな環境対策が、まったくのムダかもしれない可能性もあるのだ。
たとえば再生紙の利用にしても、一見再生紙を使うことはエコに貢献しているように思えるかもしれない。だが実は新しく紙を作るより、再生紙をつくるほうが環境に負担が大きいというデータがある。事実、環境問題に取り組んでいる世界組織WWFでは、WWFで使用するすべての印刷物に、再生紙の使用を禁じている。
これらのことを久保田さんに伝えたところ、返ってきたのは、「じゃあ、いったい僕らは何を信じたらいいんですか!? これまでの努力は無駄だったってことですか!?」という、悲痛な言葉だった。そう、今や「エコ」は、企業にとってもマスメディアにとっても「お金になるテーマ」なのだ。だから真実はなかなか見えてこない。「地球温暖化はただの都市伝説?」の疑問に、明確な答えが出せないのがもどかしい。(取材/XIXOX倉持ケンジ)
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