スペインのメディアは6日、バルセロナの元キャプテンだったジョゼップ・グラルディオラ氏(37歳)が次期監督に就任するだろうと報じた。
 ラポルタ会長やベギリスタイン・スポーツディレクターを含む代表団が5日に会合を持ち、ライカールト監督の後任にグアルディオラ氏を推薦したもの。この後、理事会の承認を受け、今季末には正式に発表されるという。
 クラブ側は、シーズン終了までは監督交代の可能性についてコメントしないとしている。
 また、ライカールト監督は、契約が2009年まであることから、チームが2年連続無冠に終わったあとでも、辞任の報道を否定していた。
 グアルディオラ氏は地元生まれで、1990年前半、ヨハン・クライフ監督率いる"ドリームチーム"で守備的MFとして活躍、頭脳的な守備と繊細なパスワークで、バルサの象徴となった。
 2006年11月に現役を引退、昨年6月にバルサのBチームの監督に就任した。