夏と言えば夏コミ、冬と言えば冬コミ。
そして春の一大イベントと言えばGWに開催されるスーパーコミックシティ、略して「スパコミ」だ。
スパコミは夏コミや冬コミほど大規模ではないが、連休のGWということもあってか相当数のヲタクの人々が集結する。5月3日・4日に開催され大盛況を博した今年のスパコミ。当然ながら筆者も参加してみた。

ジャンルは1日目と2日目に雑多に分けられている。
筆者が参加したのは現在ハマり中のジャンルが組み込まれている1日目の方だったが、その日は朝から大雨という過酷な状況下で会場外の列に加わる羽目になった。
雨風に晒されながら入場を待つ一般参加の人々。
女性9割の男性1割。これが筆者の見える範囲の男女比であり、あくまで「限られた範囲」のデータだ。
それにしても何故人々は雨の中わざわざ早く来て列を作るのだろう?
入場開始時間から1時間近く経って漸く中に入れた筆者はお目当てのサークルスペース前で「新刊は完売しました」の表示を目の当たりにした時、上の疑問の答えを自ら見出した。

手に入れるはずのものが手に入らなかった。心待ちにしていたのに買いそびれた、これは物凄いショックである。同人誌を手にする1人のヲタクとして、パーフェクトな戦果を挙げて帰ることができなかったことは未練だ。

こうならないためにも人々は早くから長蛇の列を作る。搬入数が少ないサークルや在庫の少ない既刊などはすぐに完売してしまうようで、今回はそれを念頭に入れておかなかった筆者は痛い目を見た。

ちなみに戦地は毎度の如く過酷であった。
開場後は真っ先にお目当ての本を扱うサークルさんのスペースに走り、次々に買った本を肩に提げたバッグや紙袋に入れていく。
荷物を整理しようと隅で立ち止まろうものならスタッフに「通路で立ち止まらないで」と急かされるので人々は常に移動していなければならない。
そんな忙しない会場内で人に流されながら買い物をするのはなかなかハード。
ビッグサイトのイベントは何度行っても慣れることなく、終わった時には張り切っていた分の疲労感が身体を襲う。
これからビッグサイトのイベントデビューする方は何より大切なのは本を買う金銭や入場時間の早さより体調管理であることを覚えておいて欲しい。

そこそこの戦果を挙げてこの日の戦は終了。
買い逃しはあったが、その代わり新しい萌えサークルさんも発見できた。今は買い逃しの未練に落ち込むより、自分を筋肉痛にしてくれた戦利品達を堪能しようと思う。
参加された方々、スタッフの皆様には「お疲れさまでした」の言葉を贈りたい。

(編集部 Elly Koyama)

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