1日のUEFA杯準決勝グラスゴー・レンジャーズ戦で敗れたフィオレンティーナだが、熾烈な欧州CL出場権争いに向け気持ちを切り替えようとしている。4日のカリアリ戦(セリエA第36節)を前にフィオレンティーナのチェーザレ・プランデッリ監督は「木曜夜の試合での敗退ショックは残っているが、悔しさとモチベーションをばねに再出発するつもりだ。チームが機能してほしい。いや、機能すると確信している」と言い聞かせた。

 一方、インテルがスクデットをACミランが欧州CL出場権を懸けた4日の“ミラノ・ダービー”についてプランデッリ監督は「調子を上げているACミランが優勢とみられているようだが、私はインテルの勝利を願っている」とコメント。フィオレンティーナは現在勝ち点「60」の4位、5位ACミランとの差は「2」と迫っていることもあり、インテルの勝利を願った。