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伊藤園、新ミシン目形状の「簡易開封ラベル」を開発、「お〜いお茶 濃い味」500mlペットから採用

 伊藤園は、ペットボトルラベルのミシン目を“新”形状にしてさらに剥がしやすくした「簡易開封ラベル」を開発した。「簡易開封ラベル」は、剥がし始めのつまみやすさと、少ない力で剥がせることが最大の特長。社会と環境に配慮し、ペットボトルの分別をさらに容易にしている。商品リニューアルは5月からの予定で、緑茶飲料「お〜いお茶 濃い味」500mlペットボトルのラベルとして本格的に採用する。以降は、「簡易開封ラベル」の採用を拡大するとともに、これまでの研究成果を生かし、すべての製品のラベルを順次改良していく考え。

 同社では、ミシン目の「穴の大きさ」と「間隔」を調整することで、剥がしやすいラベルの研究を進めてきた。今回開発した「簡易開封ラベル」は、剥がし始めの部分を改良し、穴を小さくするのに加え、穴と穴の間隔を狭くしている。これによって剥がし始める際、指がラベルに引っかかりやすくなっている。さらに、小さい穴を狭い間隔で配置した後に、大きな穴を設けた。指がラベルに引っかかった後に大きな穴があることで、つまみやすくなり、これまでより少ない力で最後まで剥がせるという。胴央部分のミシン目は、ラベルが途中でちぎれにくいよう、これまでどおり穴の大きさと間隔を最適に配置している。

 同社は、「環境を考える伊藤園」を経営方針の一つに掲げ、独自の茶殻リサイクルシステムなど環境に配慮した取り組みを推進している。また、少子高齢化社会におけるユニバーサルデザインという観点からも、子どもから高齢者まで年齢を問わず簡単に剥がせるラベルの研究を進めてきた。

 その背景として、近年、ラベルの剥がしやすさに対する消費者の関心や要望が高まっていることがあげられる。同社の従業員が消費者との接点のなかで見出した改善点やアイデアを提案する社内提案システム「Voice」でも、ラベルに関する提案が増加している。同社はこれまでにも、ペットボトルのラベルを剥がしやすくするため、従来1本であったミシン目を2本にしたり、ペットボトル内の残量をわかりやすくするため、ラベルに「窓」と「目盛り」をつけるなど、消費者の要望や「Voice」制度を活用した改良や製品開発を進めてきた。

 同社では、今後も「お客様第一主義」の経営理念もと、Still Nowの精神(今でもなお、顧客は何を不満に思っているか・・・)を追求し、社会と環境に配慮した製品づくりを推進していく考え。

伊藤園=http://www.itoen.co.jp/


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