韓国、米国、日本で発覚 「指紋切除」どんな手術か
2008年05月01日19時32分 / 提供:J-CASTニュース
密入国者の指紋を切り取った男が、韓国の警察当局に摘発された。日本政府が入国審査の際に指紋を採取するようになり、偽造旅券で密入国ができなくなることを恐れての犯行とみられる。米国も同様の事例がみられるが、この「指紋除去手術」、相当痛いようなのだ。
メスを使って指紋を切り取って縫い合わせる
韓国の大手紙「朝鮮日報」などが報じるころによると、韓国の警察当局は2008年4月30日、旅券偽造ブローカーの男3人、病院事務職員、両者を仲介した建築業の男の計5人を医療法違反の容疑で摘発した。調べによると、容疑者らは08年3月以降、1回250万ウォン(約26万円)で指紋除去手術を請け負い、旅館やカラオケ店内で、メスを使って人差し指と中指の指紋を1センチにわたって切り取って縫い合わせる手術を、少なくとも5回行ったとされる。依頼者のなかには、過去に日本から強制退去処分を受けたことがある人もいたが、裁判所で氏名を変えて新たなパスポートを取得。日本への出入国を繰り返した。ところが、07年11月、日本政府が外国人旅行者に対して指紋採取と顔写真撮影を始めたことから、入国審査で入国拒否されることを恐れて、今回の指紋除去手術が行われることになったようだ。
もっとも、本当に指紋がなくなれば、それだけで疑われる可能性もあり、これで密入国が成功したかどうかは定かではない。
日本や韓国では、このような「指紋除去」が行われるのはまれだが、米国では、やや頻度が高いようだ。
複数の地元メディアが08年3月上旬に報じたところによると、08年2月2日、マサチューセッツ州の都市で逮捕された男が、この「指紋除去」を受けていた。この容疑者は、麻薬関連の容疑で逮捕されたが、逮捕時に、両手の指10本の指紋があるはずの部分が縫い合わされていたのだ。容疑者は偽名を使い、「ナイフを持った男と格闘した時に付いた傷だ」などと言い訳したというが、警察はこの主張を一蹴。地元警察の捜査官はテレビ局「WCVB」に対して
「明らかに、この国では法律で許されないような雑なやり方で手術されていました」
とふり返る。手術はドミニカ共和国で行われたもので、韓国で明らかになったものと同様の手口とみられる。
また、地元紙「イーグル・トリビューン」によると、同様の事例は2年間で5〜6件も発生しているが、10本全部の指紋を除去してしまうことは、めったにないのだという。
強い酸性物質を使って指紋を溶かす手口もある
容疑者は米国籍を持っていないが、米国ビザを持ってはいた。ただ、過去に麻薬関連での服役歴があるため、身元が割れて国外退去処分になるのを恐れての手術だったとみられる。指の皮膚を縫い合わせる以外にも、強い酸性物質を使って指紋を溶かす手口も明らかになっている。
なお、このような「指紋消し」は逆効果だと警察側は主張しており、
「(行われた場合)警察官は、さらに深く取り調べを行うことになるだろう」
と鼻息が荒い。
日本で行われた指紋除去手術で記憶に新しいのが、一連のオウム真理教事件だ。教団「建設相」の早川紀代秀被告、刺殺された故村井秀夫氏など、少なくとも4人が手術を受けている(「指紋切除は日常茶飯事」とする当時の報道も確認できる)。公証役場事務長の事務長を拉致・監禁したとされる信者の手術の様子が、比較的詳細に報じられている。
この信者は、1995年3月中旬に、指表面の皮膚を削り取る手術を受けた。逃亡の末5月18日に逮捕されたが、手術から2か月経っているにもかかわらず
「まだ治り切ってないので痛い」
と、指紋採取を拒んだ。さらにこの信者は公判の場で
「指先の痛みで3日ほど眠れなかった。手先が使えないから、大便は一週間我慢した。食事も、ハンバーガーなど手のひらでつかめる物しか口に入らなかった」(1995年12月26日、朝日新聞)
と、手術後の様子をふり返っている。
今回明らかになった韓国と米国のケースも、「手術」の方法はやや異なるとはいえ、相当の代償を支払わされることになりそうだ。
■J-CASTニュースとは?
従来のマスコミとは違うユニークな視点で、ビジネスやメディアに関するさまざまな記事を発信しています。読者投稿のコメント欄も充実!
国内最大級の新商品サイト「モノウォッチ」も開設!
関連ニュース:不法入国
- <早分かり>中国人は何故、アフリカ系の人種を「差別」するのか?〜ネット上にみる自己分析
Record China 11月10日15時32分(21) - 兵庫だけで80カ所…外国人窃盗団“要塞”で高級車解体・輸出
産経新聞 11月26日12時39分 - 市橋、フェリーは“選択ミス” 一般客少なくチェック厳しいZAKZAK(夕刊フジ) 11月11日17時00分
- NEC、ボリビア多民族国の次期大統領選挙向け大規模な指紋照合システムを構築JCN NEWSWIRE 10月22日14時54分
- 中国は「人気の移民先」に?アフリカなどから不法就労が急増―広東省広州市
Record China 10月20日16時22分(3)
国内アクセスランキング
- 「国内最速」スパコン3800万 開発のあり方めぐり議論は必至
J-CASTニュース 27日20時36分(50) - 「ゆとり世代」の学力は本当に低下してるの? 教育者の方々に尋ねてみましたトレンドニュース 27日14時00分(48)
- 美女たちの「ごめんね顔」がカワイイ、『謝り美人』って何?
TREND通信 27日09時00分 - 首相、ちゃんと仕事して! 本会議中、扇子に“落書き”
ZAKZAK(夕刊フジ) 27日17時00分 - 医療用漢方薬が保険適用外 価格が3倍以上治療に支障?
J-CASTニュース 27日21時21分(5) - 【コラム】 “草食化”だけじゃない!「小食男子」が密かに増殖中R25.jp 27日11時00分(3)
- <事業仕分け>共産委員長、科学予算削減に「許しがたい」毎日新聞 27日19時55分
- 校舎3階から小4男児転落…偶然通行中の女性がキャッチ!産経新聞 27日19時14分
- 小学6年生の女児がブログで妊娠を告白!メンズサイゾー 25日19時30分(71)
- 女性の肺がんは非喫煙者に多く 「ホルモンも原因」という衝撃番組J-CASTニュース 27日19時59分(4)
なぜ、男に50万個も売れてる?今、この石けんが男性に、通販のみで50万個も売れている。なんでも
加齢臭を抑えるらしく、さらに売れ続けていると。そこで、実際に私も
試してみると…凄い!売れてる秘密がわかった。
その秘密とは≫




















行きの電車、帰りの電車で