今週のお役立ち情報
さようならリンリン、日本所有最後のパンダ天寿全う。
2008年04月30日18時04分 / 提供:Techinsight Japan
日本所有のパンダ、最後の1頭だった、上野動物園のリンリンが死んでいるのが4月30日朝確認された。
ジャイアントパンダのリンリン(雄)は1985年9月、中国・北京動物園で生まれ、日本の上野動物園に来園したのは1992年11月5日のことだった。
上野動物園では1972年10月にカンカンとランランの2頭が日本で初めてのジャイアントパンダとして来日、その後ホアンホアン、フェイフェイが来日し、チュチュ、トントン、ユウユウといった子どもも出来たのだがすでにに死んでおり、リンリンが最後の1頭となっていたのだ。
リンリン自身、来日してから忙しく、繁殖のため3回メキシコに渡るという他のパンダにはない仕事?をこなし人工授精を試みたが失敗に終わった。2003年には逆にメキシコから雌の「シュアンシュアン」が上野動物園に来て人工授精を試みたが残念ながらこれも失敗していた。(シュアンシュアンはメキシコに戻った)繁殖というお役目でなかなか大変だったようである。
リンリンは2008年4月中旬より、腹部と下半身にむくみがみられ、29日から一般公開を中止する状態だった。
慢性心不全の疑いがあるとして、強心剤を投与するなどの治療を続けていたが、30日の朝、仰向けで死んでいるのを飼育員が確認し、観察用のビデオでも午前2時ごろに死んだと確認した。
「安らかな様子だった」と飼育員は語る。
リンリンの年は22歳7ヶ月で人間でいえば70歳に当たり、
「大往生、天寿を全うした」と同園では小宮輝之園長らが祈りを捧げた。
同園長は「リンリンはメキシコに3回出張した。世界中で一番飛行機に乗ったパンダではないか。苦労をかけた」とねぎらい、
メキシコに同行した橋崎文隆動物病院係長は「意外と気が小さく、メキシコでは餌をたべなくなった。人懐っこいパンダだったが、ナーバスなところもあった」と振り返っていた。
日本には上野動物園のリンリン・神戸市立王子動物園のコウコウ、タンタン・アドベンチャーワールド(和歌山県)のエイメイ、
メイメイ、ラウヒン、コウヒン、アイヒン、メイヒンの9頭のパンダが飼われていたが、リンリンがいなくなりこれで8頭となった。
神戸市立動物園の2頭は中国天津市と神戸市との友好25周年を機に「日中共同飼育繁殖研究」として日本で飼育しているもので所有は中国天津市となる。
アドベンチャーワールドの6頭は「成都大熊猫繁育基地の日本支部」の肩書きのもと飼育されており、やはり所有は中国成都大熊猫繁育基地本部となる。
つまり、日本所有のパンダはいなくなったのだ。
日中友好の証しで、上野動物園の象徴でもあったパンダについて、
小宮園長は「誕生も飼育も実績がある。また、パンダを飼える機会があれば、チャレンジしたい」と話している。
世界的にも乱獲や環境破壊で野生の生息数は1000頭を切るといわれる希少動物のジャイアントパンダを日本でも繁殖させて増やせれば嬉しいのだが。
最初に日本の上野動物園のパンダが来たとき(カンカンとランラン)一目見ようと来園者の長蛇の列ができたことを思い出す。それから日本人はパンダ達にはずいぶん癒されてきたものだ。
リンリンありがとう。
(編集部:TAKESHI)
ジャイアントパンダのリンリン(雄)は1985年9月、中国・北京動物園で生まれ、日本の上野動物園に来園したのは1992年11月5日のことだった。
上野動物園では1972年10月にカンカンとランランの2頭が日本で初めてのジャイアントパンダとして来日、その後ホアンホアン、フェイフェイが来日し、チュチュ、トントン、ユウユウといった子どもも出来たのだがすでにに死んでおり、リンリンが最後の1頭となっていたのだ。
リンリン自身、来日してから忙しく、繁殖のため3回メキシコに渡るという他のパンダにはない仕事?をこなし人工授精を試みたが失敗に終わった。2003年には逆にメキシコから雌の「シュアンシュアン」が上野動物園に来て人工授精を試みたが残念ながらこれも失敗していた。(シュアンシュアンはメキシコに戻った)繁殖というお役目でなかなか大変だったようである。
リンリンは2008年4月中旬より、腹部と下半身にむくみがみられ、29日から一般公開を中止する状態だった。
慢性心不全の疑いがあるとして、強心剤を投与するなどの治療を続けていたが、30日の朝、仰向けで死んでいるのを飼育員が確認し、観察用のビデオでも午前2時ごろに死んだと確認した。
「安らかな様子だった」と飼育員は語る。
リンリンの年は22歳7ヶ月で人間でいえば70歳に当たり、
「大往生、天寿を全うした」と同園では小宮輝之園長らが祈りを捧げた。
同園長は「リンリンはメキシコに3回出張した。世界中で一番飛行機に乗ったパンダではないか。苦労をかけた」とねぎらい、
メキシコに同行した橋崎文隆動物病院係長は「意外と気が小さく、メキシコでは餌をたべなくなった。人懐っこいパンダだったが、ナーバスなところもあった」と振り返っていた。
日本には上野動物園のリンリン・神戸市立王子動物園のコウコウ、タンタン・アドベンチャーワールド(和歌山県)のエイメイ、
メイメイ、ラウヒン、コウヒン、アイヒン、メイヒンの9頭のパンダが飼われていたが、リンリンがいなくなりこれで8頭となった。
神戸市立動物園の2頭は中国天津市と神戸市との友好25周年を機に「日中共同飼育繁殖研究」として日本で飼育しているもので所有は中国天津市となる。
アドベンチャーワールドの6頭は「成都大熊猫繁育基地の日本支部」の肩書きのもと飼育されており、やはり所有は中国成都大熊猫繁育基地本部となる。
つまり、日本所有のパンダはいなくなったのだ。
日中友好の証しで、上野動物園の象徴でもあったパンダについて、
小宮園長は「誕生も飼育も実績がある。また、パンダを飼える機会があれば、チャレンジしたい」と話している。
世界的にも乱獲や環境破壊で野生の生息数は1000頭を切るといわれる希少動物のジャイアントパンダを日本でも繁殖させて増やせれば嬉しいのだが。
最初に日本の上野動物園のパンダが来たとき(カンカンとランラン)一目見ようと来園者の長蛇の列ができたことを思い出す。それから日本人はパンダ達にはずいぶん癒されてきたものだ。
リンリンありがとう。
(編集部:TAKESHI)
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