今週のお役立ち情報
「ハートフル」で「エターナル」なウエア。デザイナー北原明子さん。
2008年04月30日06時24分 / 提供:PJ
【PJ 2008年04月30日】−
衣食住といわれるように、人間が生きて行く上に大切なものの一つに「衣」がある。環境の変化により、季節の移ろいにより、一番人間の皮膚に近い「着るもの」の世界がある。地球全体で温暖化が進んでおり、着るものの世界も変化を見せている。日本人は、歴史的に、もともと、着るものの世界は、「着物」であった。しかし、19世紀になり、鎖国から開国され、西欧文明の時代になり、「洋服」になった。現在は、着物は、限定された季節なり、特別の場面での、しかも値段も高い高級着になってしまっている。洋服が庶民の間に定着して、日常着になった。物資の無くなった戦争時代を経て、経済国と言われた日本で着るものへの自由性は高くなり、ファッションの世界で日本のデザイナーが世界進出もした。
日本は春夏秋冬に恵まれ、服装に気を使う民族と思われており、世界のコスチュームのブランドも大量に日本へ入り込んでいる。従って日本の女性は、ブランド好みと言える。ブランドものを着る事で、満足する傾向がある。そして、日本の若手を中心にオウンブランドが、街に溢(あふ)れている。いわば、ファッションに乗りやすいと言える。そして、同じブランドのものを、皆で一緒に着る事への安心感がある。自分が着て自分らしさ、人と違う個性的という点では、いまいち欠けている。安いもの、高いものでも、ファッションで次から次へ変えて、あまりこだわりは無い。
海外のフランス、イタリア、イギリス等へ行って、チョット生活した人は分かると思うが、高くても、良いものを買い、そして長く着こなす、親子代々大切に着る、それを個性的にしている事に驚かれると思う。カシミヤのセーターは、洗濯しない、汚れを落とすだけ、つまりしっとりしたカシミヤの感触と色を大切にする。おばあちゃんの着たセーターを娘まで着ている。これを古いと言えばそれまでだが、良いものを個性的に切るセンスにプライドを持っている。この感覚は、日本でも着物の時代にはあったのだ。古き良き着方に、現代のセンスを加えて着るという着方があって、もっと個性的な自分のウエアとなっても良いのでないだろうか。
そんな個性を大切にするセンシティブなデザイナーがいる。北原明子さんである。4月25・26日、京王プラザホテルで春夏のコレクションが開かれた。会場には、おばあちゃんと親子連れがみられた和やかな雰囲気であった。「明子さんの洋服は、着ていて安心感がある、素材も縫製も良くて長く着られる、そして、何時着ても新しい」と息の長い明子さんファンが存在する。学習院時代の学友、島津貴子さんも現れた。お客さまと話しながら、気持ちよく着ていただき、「お客さま自身のブランド」になっていただく事を心がけていると語っていた。コーディネーションしている娘さんの果利さんもお子さん連れ、明子さんのご姉妹も一緒にお客さまと接待されていた。明子ファミリーのコーディネーションがお客さまとのコミュニケーションになって暖かい雰囲気を添えていた。
安かろう良かろう、高かろう良かろうのブランドでなく、何時の時代にも変わらぬコンセプトが生きているウエアを、プライドを持って着てもらえるブランドとしている。曾(ひ)お爺(じい)さんに黒田・榎本家の血を引く北原明子さんは、1960年代、高田賢三、松田光弘、金子功、コシノジュンコさん等と日本のファッション界に新風を吹き込んだ。その風は今でも吹いている。
♪How long,how long you gonna keep tellin' me you like fine♪
【了】
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パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【 千葉県 】
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海外のフランス、イタリア、イギリス等へ行って、チョット生活した人は分かると思うが、高くても、良いものを買い、そして長く着こなす、親子代々大切に着る、それを個性的にしている事に驚かれると思う。カシミヤのセーターは、洗濯しない、汚れを落とすだけ、つまりしっとりしたカシミヤの感触と色を大切にする。おばあちゃんの着たセーターを娘まで着ている。これを古いと言えばそれまでだが、良いものを個性的に切るセンスにプライドを持っている。この感覚は、日本でも着物の時代にはあったのだ。古き良き着方に、現代のセンスを加えて着るという着方があって、もっと個性的な自分のウエアとなっても良いのでないだろうか。
そんな個性を大切にするセンシティブなデザイナーがいる。北原明子さんである。4月25・26日、京王プラザホテルで春夏のコレクションが開かれた。会場には、おばあちゃんと親子連れがみられた和やかな雰囲気であった。「明子さんの洋服は、着ていて安心感がある、素材も縫製も良くて長く着られる、そして、何時着ても新しい」と息の長い明子さんファンが存在する。学習院時代の学友、島津貴子さんも現れた。お客さまと話しながら、気持ちよく着ていただき、「お客さま自身のブランド」になっていただく事を心がけていると語っていた。コーディネーションしている娘さんの果利さんもお子さん連れ、明子さんのご姉妹も一緒にお客さまと接待されていた。明子ファミリーのコーディネーションがお客さまとのコミュニケーションになって暖かい雰囲気を添えていた。
安かろう良かろう、高かろう良かろうのブランドでなく、何時の時代にも変わらぬコンセプトが生きているウエアを、プライドを持って着てもらえるブランドとしている。曾(ひ)お爺(じい)さんに黒田・榎本家の血を引く北原明子さんは、1960年代、高田賢三、松田光弘、金子功、コシノジュンコさん等と日本のファッション界に新風を吹き込んだ。その風は今でも吹いている。
♪How long,how long you gonna keep tellin' me you like fine♪
【了】
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