赤塚不二夫の漫画「へんな子ちゃん」の原稿の絵に動きをつけ、アフレコを行った作品がYouTubeの公式チャンネル「GONZO DOGA」で4月24日から配信を開始した。英語と中国語の字幕付き映像も配信しており、海外のアニメファンにも楽しんでもらえるしくみだ。

赤塚不二夫といえば「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」をはじめこれまでに540品のコミックを執筆している日本を代表するギャグ漫画家だ。(ちなみに赤塚氏は生活の中にもギャグ精神を忘れないので有名、胃がんになった時も「これで治る」とずっと好きな焼酎を飲み続けたとか。タモリを発掘して面倒みていたのも赤塚氏である。)

前述の4作はアニメ化もされているが「天才バカボン」が1971年にアニメ化されたのが最後だった。
今回YouTubeで配信されている「へんな子ちゃん」は実に37年ぶりのアニメ化となる。しかも今回のアニメ化は赤塚氏の直筆原稿をデジタル処理した絵に動きをつけ、そこに声優のアフレコや効果音をのせるという手法で作っており、従来のTVアニメとは違った味わいが出ているのだ。


「へんな子ちゃん」はアニメ化された前述4作に比べまだあまり知られていないが1960年代に「りぼん」(集英社)1991年から94年「週間女性」(主婦と生活社)で連載となった漫画で、超能力をもつ”へんな子ちゃん”が主人公の大人向けの風刺が効いたギャク漫画だ。
「それだけではあるまい!!」が口癖の小学生”へんな子ちゃん”はジーっと見つめると花を散らし、猫を塀から落とし、クルマも爆破できるという超能力をもつ。いたって平凡な両親やイケイケ姉ちゃん、イヌ1匹の家族はそんな超能力で秘密を暴かれて大慌て・・・という内容である。

赤塚作品が久々にブレイクするかもしれない。今回原作をアニメ化した株式会社ゴンゾロッソが所属するGDHグループではこれまでのTV放送や劇場公開に加え、Webアニメーションという作品提供で著名作家のアニメ化をい行っていくという。
新しいアニメの楽しみ方が増えそうである。

「GONZO DOGA」
http://jp.youtube.com/user/GONZODOGA

( 編集部 TAKESHI )